10代におすすめのビジネス書 10選【中学生・高校生・大学生ごとに最適な本】

10代におすすめのビジネス書

中学生や高校生を含む10代からビジネス書を読むなんて早すぎるでしょうか?

学校で学ぶ基礎知識は重要ですが、それだけでは不十分です。できるだけ早くから上質な知識という「武器」を手に入れ、人生の可能性を広げ、より早く大きく成長させてくれるのがビジネス書です。

ここでは10代がビジネス書を読むべき理由と、安く本を手に入れる方法、そして10代にこそおすすめしたい厳選のビジネス書を紹介します

中学生・高校生・大学生に分けて、それぞれの年代に最適なビジネス書をピックアップしますが、10代におすすめだからと言って、内容の質やレベルは一切落としません

10代からビジネス書を読むべき理由

机に置かれた本とノート

自分の可能性を広げる

長い人生で考えると10代で経験できることは数少ないですが、柔軟性は大人とは比べ物になりません。一方で大人は経験が多くとも柔軟性には劣ります。「〜しよう」と思い立ってもなかなか行動に移せるものではありません。

ビジネス書を読むことで取れる選択肢の幅広さを知り、早いうちから自分の可能性を最大化しておくべきです

生き抜く知識を身につける

学校で学ぶことだけでは、この激変の時代を優位に生き抜くことは難しく、その他多数に埋もれてしまいかねないのが現状です。ビジネス書を読むことで、歴史的な偉人たちや世界的な経営者などが人生を通して得た知見を効率的に学ぶことができます

思考力が鍛えられる

読書全般のメリットとして言えることですが、知識を得ることに加えて本の内容について考えることで、思考力が育まれます。正解のないこれからの時代は、どれだけ自分の頭で考えたかが物を言うことになります。疑う力も鍛えられ、騙されるリスクを減らすことにもつながります。

周りと差別化を図れる

人生を通してインプットしたもので形成されるのが自分です。ビジネス書などを通じて深く、質の良いインプットを繰り返せば、それは自分のオリジナリティにつながっていきます。今後単純な知識量や能力の高さよりも重宝されるのが、このユニークさでありオリジナリティなのです。

安くビジネス書を手に入れる方法

積まれた本

10代のうちにビジネス書をたくさん読んでおきたいとは言っても、本を買うのはお金がかかるものです。ビジネス書で言えば、平均して1冊1500円ほどのコストがかかります。そこで限られた経済状況でいかにたくさんの本を読むかについてお伝えします。

1. 図書館を最大限活用する

町や学校にある図書館を使わない手はありません。インターネットの出現により、図書館の必要性は薄れてしまったように思われています。しかし無料で本を提供してくれる唯一無二の機関です。書籍のラインナップは図書館により異なりますが、古典などをはじめ読むべき本を無数にあるはずです。

2. 中古本を買う

ブックオフなどの中古書店を利用すれば、半額どころか10分の1の値段で本を購入できることも珍しくありません。価格が抑えられるので、幅広い興味の本に手を出すことができるのも魅力です。大手の古本屋では買い取る際にしっかりと中身のチェックを行なっているので、品質は最低限担保されていると考えて良いでしょう。

また絶版になった貴重な書籍に出会うこともあります。古本屋の街として知られる神保町には古くから読書家に愛される古書店が無数に点在しているので、本の探索にはおすすめです。

3. Kindle Unlimitedを使い倒す

最近では注目を集めているのが、わずか980円で本が読み放題の電子書籍サービスKindle Unlimitedです。Amazonが提供するサービスで、特別な端末がなくても、パソコンやスマホでも読むことができます。

最新のビジネス書が読めるわけではありませんが、話題の本や名作などを含む200万冊もの本が読み放題の対象となっています。10代の知識形成には大いに活用すべき最強のツールです。Kindle Unlimitedについてはこちらで詳しくまとめているので、ぜひ参考にどうぞ↓

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Kindle Unlimitedでオススメの本

中学生におすすめのビジネス書 (12歳~15歳)

1. 13歳から分かる! 7つの習慣

13歳から分かる! 7つの習慣

世界中で最も読まれるビジネス書『7つの習慣』をよりわかりやすく、ストーリーと図解で解説したのが『13歳から分かる! 7つの習慣』です。原作は500ページほどあって少し読むのに骨が折れると感じる人も多いでしょう。内容は全体を網羅した上で核となるエッセンスを抽出した一冊。

自分という人間の育み方から人と協力して大きな成果を生み出す方法まで、「7つの習慣」として紹介されています。10代から一つひとつ身につけていくことで、必ず人生の重要な局面で助けとなります。

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『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー

2. 君たちはどう生きるか

君たちはどう生きるか

吉野源三郎の名作『君たちはどう生きるか』は、宮崎駿監督のジブリ映画化の制作が決まったことでも有名です。15歳のコペル君という主人公が学校生活や日常生活で「コペルニクス的な大発見」をしていく様子は、読者のものの見方を変えてくれることでしょう。当たり前の常識を疑い、新しいアイデアを生み出す発想は今度最も強力な武器になります。

各章ごとに用意されている「おじさんのNote」というコペル君の気づきに対する振り返りが、さらに思考を一歩先におし進めてくれます。原作を忠実に再現した漫画版で読むのもおすすめです。

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3. ミライの授業

ミライの授業

京都大学で教鞭を執り、書籍などを通して「あたらしい時代を生き抜くための考え方」を発信してきた瀧本哲史さんの著書『ミライの授業』。全国の中学校での講義をまとめた一冊ですが、本書帯にも書かれているように「これは14歳に向けた『冒険の書』であり、大人たちが知るべき『教養の書』」と言えます。

学ぶ意味、考える重要性、物事の考え方など一生役に立つ本質的な知識の基本がここに集約されています。まさに10代が読むビジネス書の出発点としては最適です。

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高校生におすすめのビジネス書 (15歳~18歳)

4. 人生の勝算

人生の勝算

今最も注目を集める起業家の一人・前田裕二さんの処女作『人生の勝算』。早くから両親をなくしながらも、反骨精神と優れた知性で生き抜いてきた著者の半生記です。小学生ながらに稼ぐ術を模索し、大学そして証券会社を経て起業に至ります。

また自身の立ち上げたビジネス領域である動画プラットフォームを中心に、今後のビジネスの展望についても語られています。過酷な人生を生き抜いてきた術や思考とビジネスへの着眼点などから学ぶことは多大です。

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5. 2020年6月30日にまたここで会おう 瀧本哲史伝説の東大講義

2020年6月30日にまたここで会おう 瀧本哲史伝説の東大講義

『2020年6月30日にまたここで会おう 瀧本哲史伝説の東大講義』は著者の没後出版された本で、2012年に東京大学で行われた「伝説の講義」がもとになっています。資本主義の現実と今後の世界を生き抜く術について具体的に語られています。

10代から自分の頭で考える力を磨くことができれば、どんな状況においても大きな武器となります。何か迷ったときは、本書中の瀧本さんの言葉の数々が道しるべとなるでしょう。

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『2020年6月30日にまたここで会おう』瀧本哲史

6. 本を読む人だけが手にするもの

本を読む人だけが手にするもの

『本を読む人だけが手にするもの』はリクルートや橋下大阪府知事の特別顧問などを経て、現在最前線で教育改革を推進する藤原和博さんの著書です。10代が学校以外で学べる最も安価で高品質なツールが本です。一方で、社会人でも1ヶ月に1冊本を読む人は2人にに1人だそうです。

そんな読書自体の重要性やメリット、本の読み方、さらには著者がおすすめする選書リストがまとめられた一冊です。今後の人生で行う読書をより有意義なものにするため、入門書として読んでおきたいビジネス書です。

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大学生におすすめのビジネス書 (18歳~22歳)

7. 苦しかったときの話をしようか

苦しかったときの話をしようか

社会で成功を収めるには、いかに自分の強みを把握してそれを活かすかがポイントになります。具体的な自分の特徴の見抜き方からキャリアへの応用方法をわかりやすく解説した本が『苦しかったときの話をしようか』です。タイトルはまだ社会に出る前の10代を脅かすためのものではありません。

むしろ進路に悩む大学生の娘に向けて書かれた手紙がもとになっているので、著者の温かさや信頼を感じられる語り口が特徴的です。著者の森岡毅さんはあのUSJを復活させた「伝説的マーケター」であり、自身の想像を絶するような経験談も本書に含まれています。進路を考えるとき、真っ先に読むべきビジネス書です。

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8. ロジカル・シンキング

ロジカル・シンキング

大学論文からビジネス文書まであらゆるアウトプットに求められる論理的思考力。その磨き方を体系的にまとめたビジネス書が『ロジカル・シンキング』です。外資系コンサルのマッキンゼーで文章のプロとして活躍してきた著者が、ロジカルシンキングの基礎を伝授してくれる一冊です。

論理的にものを考えるのは、あらゆる能力の基盤となると言えるほど重要な力です。本書からはMECEやSo What/Why soなどの思考の枠組を学ぶことができ、それが一生使える武器として身につきます。

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9. 伝える力

伝える力

『伝える力』の著者は、圧倒的にわかりやすい解説でおなじみの「国民の先生」的存在・池上彰さんです。社会に出たら最優先で求められる「わかりやすく伝える力」を学ぶこの上ない著者であり、10代のうちに意識できれば大きなアドバンテージになります。

話す・書くはもちろん、聞くという段階から伝えるコツを解説してくれる内容です。池上さんが説明するときの頭の中を覗き見れる感覚になり、すぐに実践することも可能な手軽さです。さらに伝える上で重要なインプットの方法も、小説などから学ぶ具体的な方法が紹介されています。

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10. メモの魔力

メモの魔力

ここ数年で最も読まれているビジネス書が『メモの魔力』です。ビジネスの最前線で活躍を続ける前田裕二さんの、メモを通した知的生産の方法が惜しげもなく披露されています。特に大学生が注目すべきが、オリジナルメモ術を駆使した自己分析方法です。

就職活動時代はノート30冊分という他の誰にも負けないほどの自己分析を行ったという著者の経験を通して、本書には自分の本質を見抜くための自己分析の質問が1000問ノックのごとく用意されています。自分のやりたいことや強みを見つける手助けをしてくれる、10代必読の一冊です。

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メモの魔力とXLモレスキンノート

最後に

以上が10代がビジネス書を読むべき理由(メリット)、本を安く手に入れる方法、そして10代にこそおすすめのビジネス書リストでした。繰り返しますが、読書から得られることは膨大です。特に10代で数多くの本を読んでいれば、それだけで人とは異なる量と質のインプットになるでしょう。

本で知識を得て、実際に生活の中でその知識を活用し、その内容が合っているかどうか自分なりに検証を繰り返すことで圧倒的なスピードで成長していきましょう。

それでは楽しい読書ライフを!

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