今回は本田健さんの大ベストセラー『ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣』を紹介したいと思います。
成功しているお金持ちはどのような考えをもって日々暮らしているのか、
具体的にはどのような行動をすれば豊かになれるのか、
ということを具体的にわかりやすく教えてくれる本です。
どうすれば自分がやりたいことを仕事にし、豊かな人生を送れるか、という経済的な面だけでなく、人生全体の学ぶを与えてくれる一冊です。
そんな有意義な教えが「17の秘訣」として書かれているのですが、普段あまり読書をしない人でもすらすら読める内容です。ぜひ読書入門、お金を学ぶ入門編としておすすめしたいビジネス書です!
『ユダヤ人大富豪の教え』はどんな内容?
お金の五原則
- たくさん稼ぐ
- 賢く使う (節約)
- がっちり守る
- 投資する
- 分かち合う
もちろん全てが重要で、一つでも欠けているとお金持ちになるのは難しいでしょう。しかしここでは最も実践しやすく、根本的な考えを学ぶために2番目の「賢く使う」に焦点を当てていきます。
「生き金」を使う
買うものの価値を見極める
何かものを買うときに、ほとんどのものには値段がついています。
当たり前だと思うかもしれませんが、その値段って誰が決めたのでしょう?何が基準なのでしょう。
これまで店やネットで見てきた経験から、だいたいのものの値段の相場は把握できてしまいますが、だからこそ自分の頭でそのものの価値を考える機会がほとんどないのが現状だと思います。
ゲラー氏は、こういいます。
金持ちは、お金と何かを交換するとき、必ずその価値以上のものかどうかを見る。
本当に必要なものしか買わない
買う目的を考える
ものを買うときには、それを買う理由や目的があるものです。
服を買う、お酒を飲む、それはおしゃれをしたかったり、ストレスを発散するためかもしれません。
しかし、おしゃれをしたいなら今あるものでできるかもしれません。ストレス発散が目的ならば、そのへんを走ってくれば解消できるかもしれません。
つまり、その目的を達成するためには、必ずしもそれを買う必要はないかもしれない、ということです。それを買って何を得ようとしているのかを常に考えるようにしましょう。
人を喜ばせる
「賢く使うとは、それが人を喜ばせるように使うことだ」
とゲラー氏は言います。
大事な人にプレゼントをすること、自分以外の人を思いやる気持ちは成功の秘訣の一つです。
そしてそのプレゼントの渡し方も重要だといいます。気持ちよく受け取れるような、感情面の言い訳を用意してあげるということです。
何かに対する感謝やお礼などを理由にするなどすると、もらう側も気楽に受け取ることができますよね。
時間も賢く使う
お金だけでなく、そもそも時間というのもお金以上に貴重なものです。時間はお金では買えないからです。
この時間の使い方が、お金持ちになれるかどうか、ひいては幸せな人生を送れるかどうかが決まります。
世の中には、二通りの人間しかいない。
自由人は毎日、自由、チャンス、豊かさ、楽しさ、与える喜び、感謝に満ちて生活している。不自由人は、窮屈さ、徒労感、貧困、欠乏、競争、嫉妬、イライラ、不満、怒りなどを感じながら正解している。どちらがいいかね?
不自由人は、自分で自らを不自由にしている。夜や週末の時間を平日の仕事の憂さ晴らしに使ってしまっている。その貴重な時間を使って、自由な人間になる計画を練るなんてことは考えもしない。人生を見つめなおして、再構築するなんていうことに頭がまわらないんだ。
明日からはじめよう!
『ユダヤ人大富豪の教え』から学ぶべき、明日からはじめたい行動内容は、
休日に自分と向き合う
です。休みの日に仕事の疲れをとるために、遅くまで寝るなんてもってのほかです。お金も時間も自分の未来のためになる使い方をするべきです。
まずは自分が本当にしたいこと、なりたい姿を紙に書き出してみましょう。紙に書き出す効果は絶大です。
ポイントは環境的な制約を一切考えない、ということです。いったん、「お金がないからできない」「今の自分だとそんなリスクはとれない」など考えず、最大限の想像力を働かせてみましょう。
この『ユダヤ人大富豪の教え』では、お金に関する知識だけでなく、人生に必要な幅広い教訓が詰まっています。文庫版が出ているの気軽に手にとってみましょう!
それでは楽しい読書ライフを!
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