たった1冊のライフログノートで人生の記録・知的生産を実現しよう

『情報は1冊のノートにまとめなさい』奥野宣之

「最近、日々が何事もなく過ぎ去っていく…」

「もう、おとといの昼ごはんも思い出せない…」

そう思っている人は、日記をつけると一日一日の重みも増し、その日一日をもっと意識的に過ごせるようになるでしょう。

しかし、日記は単に記録するという側面が強く、何と言っても続けるのが難しいですよね。

そこで今回紹介したいのが、続けやすく、知的生産にもつながるライフログ術です。Life(生活を)Log(記録すする)を、「ノート一冊方式」を取り入れることでパワーアップさせます。

この「ノート一冊方式」でのライフログは、『情報は1冊のノートにまとめなさい』で紹介されているメモ術で、ぼくもここ2~3年続けていて良いことがたくさんありました。

「これだけ持ち歩けばいい」というメモ日記を作ってみませんか?

1. 「ノート一冊方式」ライフログのメリット

「ノート一冊方式」というのは、「常に一冊のノートだけに情報を入れ、それを読み返す」だけです。このシンプルさが何よりの魅力であり、そこに書き入れた情報は知的生産(アイデア出しやアウトプット全般)の素材として活用できます。

本書では、「ノート一冊方式」についてこのように述べられています。

「自分の情報を活用できない」という長年の悩みを、誰でも、一発で、半永久的に、解決できる方法としては、これ以上に優れたものはない。こう自信を持って言い切れます。

メモや日記、ライフログを始めるにあたって、選択肢はたくさんあると思います。手帳、ノート、メモ帳、アプリなどそれぞれの種類が数えきれないほど世の中にはあります。

ではなぜ「ノート一冊方式」がおすすめなのでしょうか。具体的なメリットを3つ紹介します。

「ノート一冊方式」のメリット1. とにかく簡単

使うのは一冊だけなので、とにかくシンプルです。どんな種類のインプットだろうと、その情報を収納するのはこの決められたノートだけなので、迷いがなくなります。単純に時系列に書き込んでいくというシンプルさがとにかく強みです。

「ノート一冊方式」のメリット2. 続けられる

「ノート一冊方式」のシンプルさゆえに、ストレスなく続けられるというのも魅力の一つです。時系列に書き込んでいくだけなので、分類や整理の手間がかかりません。この分類や整理をしようと思うだけで、一気にハードルが上がり、気構えしてしまいます。とにかく続けられるという設計になっています。

「ノート一冊方式」のメリット3. 自由度が高い

この「ノート一冊方式」のライフログは制約やルールがとにかく少ないので(詳しくは後ほど紹介します)、自分で好きなようにアレンジしていくことができます。超シンプルなフォーマットはありますが、そこから自分が使いやすいようにカスタマイズしていけるのも魅力です。

個人的には前田裕二さんの『メモの魔力』流のメモ術と連携させながら使っています。「ノート一冊方式」のシンプルさと、思考を深めていける「メモの魔力」流メモは最強の組み合わせだと思っています。

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『メモの魔力』前田裕二

2. 「ノート一冊方式」ライフログのルール

とにかく自由度が高く簡単な「ノート一冊方式」ライフログですが、そのシンプルさを実現する上で最低限二つのルールがあります。本書では三つのルールとして紹介されていますが、ここではまず二つを押さえておければじゅうぶんでしょう。

ルール1. 一元化

「ノート一冊方式」というくらいなので、何でもこのノートに入れていきます。「読書ノート」や「映画ノート」などメモの種類によってノートを分けていたり、エバーノートなどのデジタルなメモアプリとアナログのノートを併用している方もいるかもしれません。しかし、書き入れるときも、後から参照するときも、迷いをなくすという意味では、このノートの一元化は最強です。

あのメモやアイデアはどこに入れたっけ?とならないで、「必ずここに入っている」という安心感が生まれます。

そして入れる情報は何でもいいのです。自分の感性にしたがって、自分なりの「おもしろい」「かっこいい」「きれい」「ほしい」「行きたい」を集めましょう。

このごちゃまぜ感は、思わぬアイデアも生みます。紙の辞書を引くときのように、関係ないものまで目に入ってくるというランダム性は、想像力を活性化する上で欠かせません。

「使えそうなものほど使えず、使えなさそうなものほど使える」

これが著者の経験談であり、ぼくも実際に感じていることです。なんでもかんでも詰め込んでいきましょう。

ルール2. 時系列

ノートは、前から順に使う」これが「ノート一冊方式」ライフログのもう一つのルールです。まずノートの左上に日付を入れます。毎日書くので少し短縮化されていたほうがよいでしょう。ぼくも著者に習って[200610]のように年・月・日の6桁で記入しています。

その日のページが埋まらない、もしくは2ページ目に行ってすぐにその日が終わってしまったという場合は、結構スペースが残ってしまいます。その場合は下の画像のように、区切り線を入れて詰めることも可能です。

ライフログの区切り線
ライフログの区切り線はこんな感じで入れていきます。

最初はぼくもこのように詰めて使っていましたが、参照のしやすさを考えるとページを変えることをおすすめしたいです。そしてスペースがもったいないので埋めようという強制力がわずかばかり働きます。最初は無理して書かなくてもよいのですが、この「もう少し書こう」が大きな力に変わっていくことを実感したからです。

とにかく思いついた順にどんどん上から書いていけばいいのです。こんな簡単なことはありませんよね?

ノートを使い終わってしまったときは、そのノートに通し番号を書いて、次のノートにうつりましょう。ノートの種類もいろいろ試していき、自分のこだわりの一冊が見つかるはずです。

ぼくのおすすめは、ミドリ ノート MDノートに限ります!少し普通のノートよりは高価ですが、高級感とシンプルさが売りのデザインで、書き心地も抜群です。広々使いたい方はA5サイズ(>>Amazonはこちら)で、持ち運ぶのにかさばりたくないという方は文庫サイズ(>>Amazonはこちら)がいいと思います。

3. その他のポイント

「ノート一冊方式」ライフログのメリットと使い方のルールをわかっていただいたところで、今すぐ始めることも可能です。あとはもう少し詳細のポイントについて解説していきます!

ポイント1. 常にログを取る

「ノート一冊方式」ライフログは何を書いてもいいということは先ほど述べましたが、毎日続けるために、毎日書くことをある程度決めておいたほうが習慣化は簡単かなと思います。

なので、「睡眠時間」「食べたもの」「読んだ本」「観た映画」くらいは最低限、毎日ライフログに残してはどうでしょう?

このような日常的なことをメモすることのメリットは計り知れません。「何を書くか」というプレッシャーがなくなり、習慣化のハードルが下がります。書いたついでに、自分の考えを巡らせる機会にもなります

ポイント2. 印を付ける

ライフログの手本
ライフログの各項目のマークの手本。自分が使いやすいようにカスタマイズしていきましょう!

「睡眠時間」「食べたもの」「読んだ本」「観た映画」などのメモの先頭には、わかりやすいようにそれぞれマークを付けましょう

例えば、

睡眠時間→Ⓢ(Sleep)
食べたもの→Ⓔ(Eat)
読んだ本→Ⓡ(Read)
観た映画→Ⓜ(Movie)

のように印を付けておくと、あとで見返したときの見やすさが全然違います。

ポイント3. 超一等地を確保する

本書では、ノートの最初と最後のページを「超一等地」や「リゾート」と呼んでいます。そこはノートの中でも特別な場所だからです。

ノートの最初と最後のページは普通のメモに使わずに空けておきましょう。そこには自分の大事な写真や絵を貼ったり、自分の標語や好きな言葉を書き込んでおくなど、特別な使い方をするのです。

定期的に目に入るので、モチベーションもアップしますし、そのノートの特別感もよりいっそう高まります。

最後に

いかがでしたでしょうか。この「ノート一冊方式」ライフログの活かし方は、あなた次第だと思います。メモ自体を楽しむも、記録を楽しむも、知的生産につなげるもあなた次第です。

本書『情報は1冊のノートにまとめなさい』では、書いたあとの活用方法や具体的な知的生産へのつなげ方、デジタルとの連携方法なども解説されています。この「ノート一冊方式」の考え方が気に入ったという方は、ぜひ読んでみてください!

『情報は1冊のノートにまとめなさい』を行動にうつそう

『情報は1冊のノートにまとめなさい』に学ぶべき、明日から始めたい行動内容は、

「睡眠時間」「食べたもの」「読んだ本」「観た映画」から記録する

です。

とにかくどんな内容でもいいので、毎日手を動かし、ライフログを取ることからはじめましょう。その際必ず一冊のノートだけを使うことを心がけてみてください。

それでは楽しい読書ライフを!

▽他にもオススメしたい本がたくさんあります!▽

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