『メモの魔力』メモの作り方から抽象化、自己分析まで徹底的に解説

『メモの魔力』前田裕二

今話題で、2019年もっとも読まれたビジネス書である『メモの魔力』。いったい何がすごくてそんなに売れているのでしょう?

ここでは、その『メモの魔力』のすごさ、紹介されているメモ術、著者の前田裕二さんについて、超カンタンに紹介していきたいと思います。

  • 『メモの魔力』を買ってみたけど、いまいちハマれない…
  • なかなか思うようにメモ術が実践できない…
  • 最近TVで見るけど、前田裕二ってだれ…?

など、少しでも『メモの魔力』や前田裕二さんに触れた人は、それだけではもったいないです!

このメモ術を実践することで、「人生の軸が見つかる」「思考力が上がる」「話がうまくなる」というように、まさに「魔力」さながらの効果が期待できます。

そんな上手い話はないと思うでしょうか。

たしかにそんなに上手い話ではありません。このメモ術はそれ相応の努力を要するからです。

しかし、そんな努力を少しでも簡単に、楽しいものにできたらと思い、もう出版からかなり時間がたっているにもかかわらず、改めて紹介させてもらおうと思いました。

大きくわけて、

  1. 前田裕二さんについて
  2. 『メモの魔力』の魅力
  3. 超簡単、メモのとり方
  4. 超簡単、抽象化のしかた
  5. 自己分析のコツ

という構成でお届けします。

本書において、前田さんの説明でもじゅうぶんすぎるほど丁寧でわかりやすい説明がされていますが、ぼくなりにさらに噛み砕いて説明していきます。

前田裕二さんとは

前田裕二さん (2019年11月29日放送の「アナザースカイII」より)
前田裕二さん (2019年11月29日放送の「アナザースカイII」より)

ではまず、『メモの魔力』の著者の前田裕二さんとは一体、何者なのでしょう。最近はテレビのコメンテーターとして、バラエティ番組のゲストとして見かけることも多いかと思います。一方で『メモの魔力』の他に『人生の勝算』や『ギフトのあけ方』の書籍を出す作家としての一面もあります。そもそもメインの顔はというと、ライブ配信サービスを運営するSHOWROOM株式会社の代表取締役社長という、いわゆるIT系企業の社長と言われる肩書きを持ちます。

『メモの魔力』の魅力

メモの魔力のカバー裏
写真は『メモの魔力』のカバー裏にプリントされた、前田さんのおびただしい数のメモ!

人生を変える可能性

幼い頃にご両親をなくし、自分で弾き語りなどをしてなんとか生活費を稼いでいた前田さん。子どもの頃からメモで「どうすれば歩行者は足を止め、自分の歌を聞いてくれるだろう」というような思考を、メモと共に繰り返していたそうです。

メモをとることで人生が変わる、というのは、決して僕が「今回、本にするから」といって誇張した表現ではありません。100%心から、本心で言っています。

ご自身の経験からこのように語る前田さんの言葉にはとても力強い思いが感じられます。では具体的どのように、人生を変えていくかというと、大きく分けて二点あります。

まず一つが自己分析メモをとることによって、自分のことを知るということ。

自分のことをよく知らないまま生きている。そのため、大きな判断を求められると、毎回迷ったり、ブレたりしてしまう。

つまり自分にとって何が大切か、何が幸せか、ということがわかっていれば、もうそのゴールに向かって進むだけです。逆にそこがあいまいなままでは、いつまでも幸せって何だろうと、ありもしない理想を追い続けることになってしまいかねません。

そして人生を変えるためのポイントのもう一点が、メモで思考力・アイデア力を磨くということです。自己分析でわかった自分の軸や価値観に沿ってゴールを目指す場合に助けとなるのが、これもまたメモなのです。本書で登場するファクトー抽象化ー転用というプロセスの中で、自然と深い洞察や思考ができるようになり、アイデアを生み出すことが可能となります。

前田裕二さんの人柄

これほど、自分が書いた本に責任を持つ作家をみたことがありません。トークイベントやツイッターで前田さんの話を聞くとよくわかることなのですが、とにかく相手への思いやりが半端ではありません。赤の他人であろうと、相談されれば何時間でも向き合うことでしょう。

本書でも例えば、自己分析についての部分に、こんな言葉が記してあります。

ご自身の深い深い本質部分にまで、たどり着いてください。必ず、できます。

自己分析をしたところで、本当に自分のことがわかるだろうか?やりたいことが見つかるだろうか?と不安になる人も多いはずです。しかし、前田さんは「必ず、できます」と言い切ります。それは口だけではありません。

万が一見つからなかった場合の、次の行動も提案してくれてますし、ツイッターでメンションをつけて(@UGMDというやつです)ツイートすれば、できる限り全部見る、ということも言っています。現にいいねやコメントが返ってくることもあります。

そんな人が書いている本ですから、信じてメモをしてみようと思うのも納得です。

メモ魔コミュニティ

前田裕二オンラインサロン「メモ魔塾」
前田裕二オンラインサロン「メモ魔塾」(Facebookグループはこちら>>https://www.facebook.com/groups/455059425177773/)

「メモ魔」という言葉に明確な定義はありませんが、カジュアルに辞典的に説明するなら、

【めも-ま】
前田裕二著『メモの魔力』から派生した語。同書によるメモ術を実践している個人または団体の名称 (含む、自称)。

という感じでしょうか?

つまり、50万部以上売れている『メモの魔力』の実践者はそれだけたくさんいます。それこそツイッターを覗けば、プロフィールに「メモ魔」と記載している人もいますし、この絵文字「📜」を使っている人は高確率でメモ魔です。#メモ魔 #メモの魔力 というツイートもいまだにたくさんあります。メモの共有や前田さんのことに関するトークが飛び交います。

『メモの魔力』の発売当初からぼくはのめり込み、何回も読み、さらに本書から名言を100個選び抜くという企画「メモ魔名言まつり」を試みました。前田さんの後押しや、たくさんのメモ魔の方々に支えられ、「メモ魔コミュニティ」って素敵すぎるなと思いました。

2020年を迎えた段階で、オンラインサロン「メモ魔塾」もスタートしました。こちらでは前田さんによる投稿や、メモ魔たちが自ら「部活」や「サークル」のようなグループを立ち上げて、活動をしています。ちなみに今のところ、『メモの魔力』購入者に限りなんと無料です!

本を通して新たな出会いがあり、「メモの魔力」「前田裕二」という共通言語を介してのコミュニケーションは、これまでにない体験だと感じることでしょう。興味のある方はツイッターからでも、フェイスブックを使ったオンラインサロンからでもはじめてみましょう!

『メモの魔力』徹底解説

それではここからは『メモの魔力』本体の魅力について徹底的に解説していくと同時に、メモのとり方や、抽象化、自己分析のコツなどを紹介していきます。

メモのとり方を超簡単に解説

メモの魔力 メモ例

『メモの魔力』の根幹である前田流メモ術について徹底解説しています。メモをしていく中でつまずくポイントや、うまく理解できない箇所もあるかもしれませんが、そんなときはこちらを一度読んでみてください。

メモの魔力の理解を深めるために役にたてば嬉しいです!

前田裕二『メモの魔力』メモ術のメリットとやり方【超入門】

前田さん愛用のアイテム一覧

前田裕二さん愛用のノート、手帳、ペン

前田さんも使う文房具はメモのミチベーションを高める上で重要だと『メモの魔力』の中で語られています。そこで前田さんは一体どんなノートや手帳、ペン、メモアプリを使っているのかをまとめてみました。『メモの魔力』では語られていないツールもあるので、ぜひ参考にしてみてください!

【前田裕二さん愛用】ノート・ペン・手帳・アプリまで紹介!

抽象化のコツをわかりやすく解説

抽象化の例

ファクト→抽象化→転用という前田流メモ術の中で、「抽象化」について少し難しいなと感じる方もいると思います。しかし、思っているほど難しくないどころか、適切な質問を自分に投げかけてあげれば、簡単に抽象化ができます。

そんな『メモの魔力』の抽象化に特化した超マニアックなガイドです。「抽象化」につまずいている方はぜひご一読を。

【『メモの魔力』抽象化ガイド】わかりやすくするコツ教えます!

自己分析のコツ

メモの魔力 自己分析1000問

『メモの魔力』の最重要事項の一つが自己分析。この自己分析も、メモの中の一部ですが、そもそもの出発点でもあります。

というのも自分の軸や人生のゴールが明確でないと、メモのファクト集めから転用のたどり着く先までがスムーズに進みません。「自分の絶対ブレない人生の軸」や「やりたくてたまらないこと」などがまだ見つからない人は、まず自己分析からはじめることになります。

前田さんは就活のタイミングで自分を徹底的に理解するために、ノート30冊分の自己分析をしたといいます。そのときの自己分析を参考に、前田さんは1000問の質問をぼくたちに提供してくれました。

しかし、その自己分析も幼少期のことを振り返るのに記憶があいまい、自己分析の抽象化ってどうやるんだろう、と感じる人もいると思います。

そこで自己分析がスムーズにできるように、超カンタンに前田流自己分析のやり方を解説しました。

『メモの魔力』自己分析のやり方を、もっとわかりやすく解説してみました

おわりに

『メモの魔力』についてこれでもかというくらい語ってしまいましたが、これでもまだまだ前田さんや『メモの魔力』への愛は尽きません。2019年もっとも読まれたビジネス書ですが、本当に今の時代を生きる全ての人が読んで実践する価値のある本だと感じます。

まだ疑問が残る方、もっと『メモの魔力』について語りたい方は、ぜひツイッターなどで質問を頂けたり、その魅力を語り合えたら嬉しいです。

それでは楽しい読書ライフを!