【2023年10月28日】国際シンポジウム 「世界とつながる日本文学 ~after murakami~」の簡単な記録

国際シンポジウム 「世界とつながる日本文学 ~after murakami~」

10月28日に行われた国際シンポジウム 「世界とつながる日本文学 ~after murakami~」に参加してきました。村上春樹について、日本文学について面白い話がたくさん聞けたので、その雰囲気を少しでも伝えられればと思いここにその記録を残しておきたいと思います。

今回の国際交流基金による国際シンポジウム「世界とつながる日本文学 ~after murakami~」は早稲田大学国際会議場で開催されました。早稲田大学といえば、村上春樹の出身大学であり、村上春樹ライブラリー(国際文学館)の地でもあります。

この「世界とつながる日本文学 ~after murakami~」は、2006年に行われた「国際シンポジウム&ワークショップ 春樹をめぐる冒険—世界は村上文学をどう読むか」のいわば第二弾的な立ち位置であり、約17年ぶりに開催されたシンポジウムということになります。ちなみに、前回の内容については『世界は村上春樹をどう読むか』という形で書籍化されたので、今回の内容も公式にそのような形を取るかもしれません(楽しみ!)。

今回話し合われたテーマは、「世界とつながる日本文学 ~after murakami~」という主題からもわかるように、主に日本文学は今世界にどのように受け入れられているのか、これだけ世界が日本文学に注目するきっかけとも言える村上春樹は今どう見られているのか、そして後進の作家たちにどう影響を与えてきたのかということでした。

それでは具体的にどのような話し合いが行われたのか、断片的ではありますが、個人的に印象的だった内容を少しだけ書き留めておきます。

まずはジェイ・ルービンのオープニングスピーチで幕開け

世界とつながる日本文学 ~after murakami~の会場
世界とつながる日本文学 ~after murakami~の会場

ジェイ・ルービンさんといえば、村上作品の英語翻訳者として知られており、ハーバード大学名誉教授という肩書きを持つすごい方です。村上作品の英語圏内への翻訳の先駆け的存在アルフレッド・バーンバウムさんは比較的自由奔放な訳をするのに対し、ジェイ・ルービンさんはより原文に近い訳をすることで有名です。

2006年に行われた「国際シンポジウム&ワークショップ 春樹をめぐる冒険—世界は村上文学をどう読むか」の出席者でもあり、その振り返りとともに、本シンポジウムの開会的な挨拶をされました。

「after murakami」的な世代とも言える、世界的に認知度が上がっている複数の具体的な作家名にも言及している点は興味深かったです(川上弘美、川上未映子、柴崎友香、古川日出男、小川洋子、中村文則など)。

第一部「新しい世代の作家にとっての日本文学」

そして本シンポジウムの二本柱のうち一つ、第一部「新しい世代の作家にとっての日本文学」のパネルトークが始まりました。モデレーターはアメリカ文学の翻訳家として最も有名な柴田元幸さんが務められました。村上春樹の翻訳の師匠的存在でもあり、『翻訳夜話』や『本当の翻訳の話をしよう』など何冊か共著も出されていますね。

冒頭のジェイ・ルービンさんのスピーチを受けて、柴田さんも世界に進出する日本人作家として多和田葉子、松田青子などの名前を挙げられました。日本文学の英語翻訳の質が今ではかなり上がっていると述べ、今後欠けているピースがあるとすればそれは「町田康を誰が訳すかだ」という言葉は印象深かったです。町田康といえば最近では日本神話が斬新な語り口で綴られている『口訳 古事記』で注目されている作家ですね。

柴田さんの話だけでも面白いところが、以下の作家たちの話もそれぞれに魅力的でいっそう場の熱が上がっていくのが感じられました。主に各作家がどのように日本文学と接点を持ち、インスパイアされてきたかという問いに対する答えがディスカッションの軸になっていました。

①チョン・イヒョン

チョン・イヒョン
チョン・イヒョンと代表作

まず現代韓国文学を代表する一人であるチョン・イヒョンさん。大都市を舞台に個人の孤独や隔絶を描き、多くの人の共感を呼んでいる作家です。これを聞いただけで村上春樹の要素に近しいものを感じますが、そんな村上春樹からは執筆のために強いフィジカルを持つ重要性や、「自分と世界」というテーマを学んだのだそうです。

チョン・イヒョンさんの短編小説「三豊百貨店」では、1995年に起きたビル崩壊事故を題材としており、本人も事故の1時間ほど前まで現場にいたというから衝撃的です。奇しくも同年に起きた地下鉄サリン事件をテーマに村上春樹が書いた『アンダーグラウンド』と通じるものがあります。

主な著作(邦訳済):『マイスウィートソウル』『優しい暴力の時代』『きみは知らない

②ブライアン・ワシントン

ブライアン・ワシントン
ブライアン・ワシントンと代表作

二人目は現代アメリカの気鋭の作家ブライアン・ワシントンさんです。人種、ジェンダー、階級など重要なトピックを含む小説は高く評価されていますが、いずれの作品も未邦訳というのが残念なところです。しかし嬉しいことに、今回のシンポジウムのために柴田元幸さんが連作短編集『Lot』から「ロックウッド」という作品を翻訳されました。いただいたパンフレットで読むことができ、僕は興奮して開会の前に読み終えてしまいました。

ブライアン・ワシントン「ロックウッド」
ブライアン・ワシントン「ロックウッド」(柴田元幸訳)

最初に読んだ村上作品は『海辺のカフカ』だそうで、後に読んだ『めくらやなぎと眠る女』からは、思い出、思いやり、家族を感じたと述べていました。これらは現在のブライアン・ワシントンさんのキーになっているエッセンスです(アメリカで出版された短編集『Blind Willow, Sleeping Woman』か短編作品である「めくらやなぎと眠る女」のどちらを指しているかはちょっとわかりませんでした)。彼はヒューストンと大阪を行き来しているという、ユニークな背景があります。

村上作品と対話し、その他桐野夏生『リアルワールド』、小川洋子、川上弘美『センセイの鞄』を辿り、そして小説だけでなく映画『ドライブ・マイ・カー』や細田守の『未来のミライ』『サマーウォーズ』などにも親しんだそうです。この一連のお話で、「対話」という言葉が繰り返されていたことから、どのような作品にもていねいに向き合って来られたんだなということがひしひしと伝わってきました。

ブライアン・ワシントンさんのトークを受けての柴田さんの「海外文学を読む意味の一つは、自分の国にはない記憶に触れられることだ」というような趣旨の言葉には、ハッとさせられました。

主な著作(未邦訳):『Lot』『Memorial』『Family Meal』

③アンナ・ツィマ

アンナ・ツィマ
アンナ・ツィマと代表作

次のアンナ・ツィマさんは個人的に今回最も興味を持った方の一人です。どこに興味を持ったかというと、チェコで作家活動をしているだけでなく、日本文学の翻訳もしているという点です。この二足のわらじを履いているのは村上春樹もそうですが、アンナ・ツィマさんが現在翻訳しているのが大江健三郎の『万延元年のフットボール』ということもすごいですよね。

最初に触れた日本文学は13、14歳頃に父に勧められた芥川龍之介だそうで(お父様もすごい!)、最初に自分のお金で買った村上作品は『アフターダーク』とのことでした。彼女の処女作『シブヤで目覚めて』はプラハで日本文学を研究する若い女性と、渋谷をさまよう実体があやふやな存在の二軸で進む物語です。二軸で進むといえば村上春樹では『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』や『1Q84』(最終的には三軸)などでよく知られた手法であり、渋谷をさまようというのはやはり最初に読んだという『アフターダーク』をなんとなく連想してしまいます。

今でもチェコでは最も有名な日本文学は村上春樹だそうですが、今後は『夏物語』『ヘブン』などの翻訳出版が続く川上未映子など、多様な作家に焦点が当たることになるという予想をしていました。

「やっぱりそうなんだ」と思ったのが、執筆と翻訳をしていると、良くも悪くもお互いの活動が影響し合うことがあるそうで、特に大江健三郎の複雑な文体なんかを訳していると、どこまでが自分の言葉でどこまでが外部的な影響かわからなくなるというお話でした。村上春樹も翻訳から多くを学んできた作家だと思うので、このあたりの共通点も興味深いところです。

主な著作:『シブヤで目覚めて』『うなぎの思いで』(未邦訳)

④呉明益

呉明益
呉明益と代表作

四人目がすでに日本でも複数の作品が翻訳されている台湾の呉明益(ウ・ミンイ)さんです。柴田さんの紹介では、呉明益さんの作品にはごく身近な街の中に魔術的な魅惑が潜んでいるとして、まさに村上作品にも見られる要素だなと感じました。込み入った話だけど全体を支える作者の思考はクリアかつ論理的で、しかもそれが魔術的な要素を邪魔しない。そんなこと言われたら読みたくなりますよね。

日本語100年かけて変わってきたものを、台湾では30-40年で体験しているという激動さが呉明益さんの背景にあるといいます。17歳から村上作品を読んでいるそうですが、やはり1990年代以後、村上春樹の影響は絶大なんだそうです。

呉明益さんは大学教授もされていて、教室ではガルシア=マルケスの『百年の孤独』を扱うそうですが、ガルシア=マルケスといえば村上春樹の最新作『街とその不確かな壁』でも引用されていたマジック・リアリズムを代表する作家で、呉明益さんの作品の特徴である「ごく身近な街の中に魔術的な魅惑が潜んでいる」というのもまさに通ずるものがありますよね。

呉明益さんは、村上春樹作品にハマった僕にはすごく刺さりそうなので、絶対に読もうと思っています。

主な著作(邦訳済):『複眼人』『歩道橋の魔術師』『自転車泥棒

⑤柴崎友香

柴崎友香
柴崎友香と代表作

最後は四人のお話を全て受けてディスカッションをするという大役を任された柴崎友香さんです。現代の日本文学好きなら知らない人はいないですよね。個人的には、柴田さんが出版していた『モンキービジネス』という雑誌(現・MONKEY)によく連載されていたお名前で親しみがありました。

「場所」と「時間」について考えさせられる柴崎友香さんの作品ですが、一人目のチョン・イヒョンさんも柴崎作品を読んでいたことを打ち明けていました。そんな柴崎さんがひっそりしたトーンで語っていた「自分の周囲にある困難や足りないものが言葉にはできない、そういうものがいつもとは違う場所で明確になったりする、そういう経験は誰しもがしている」というお話が胸に刺さりました。本を読んでいて「ああ自分が最近抱いていたもやもやは、まさにここに書かれていることだ」ということってありますよね。

そして「会えない時代の往復書簡 小野正嗣×ブライアン・ワシントン編」という連載からの言葉を引用し、「どこのコミュニティにも他所の気配がある」というようなメッセージを紹介されていました(これが正確な言葉ではないと思うのでご了承を)。それは日本文学における海外の気配もそうですし、上記の作家作品に感じ取れる日本的な匂いもまさにそういうことですよね。

また柴崎さんは、自分の中に色濃いアメリカ文化の影響があると感じて来たそうです。文学では柴田元幸さんが訳したポール・オースターや村上春樹訳のレイモンド・カーヴァーなどを挙げられていました。しかし今回の話の中で「自分が影響されていたのはその作家たちよりもむしろ翻訳者の方なのかもしれない」と思うようになったと語られていたことも興味深く。僕もこの感覚は、三浦雅士著『村上春樹と柴田元幸のもうひとつのアメリカ』を読んでから、確かにそうなのかもしれないと思うようになりました。

主な著作:『その街の今は』『春の庭』『百年と一日

第一部のが終わると休憩時間、僕はすかさず予約が不要になったと噂の村上春樹ライブラリーに直行。期間限定展示は、今回の国際シンポジウム「世界とつながる日本文学 ~after murakami~」がテーマでした。

「世界とつながる日本文学 ~after murakami~」展
「世界とつながる日本文学 ~after murakami~」展 (村上春樹ライブラリーにて)

第二部「表現者にとっての日本文学」

(長くなり過ぎてしまうのでこの記事では主に第一部の内容を記し、第二部については概要程度に留めたいと思います。なにより舞台や映像という形で今後も楽しめるので、興味のある方はぜひそちらで!)

第二部の最初は舞台「ねじまき鳥クロニクル」の演出を務めたアミール・クリガーさんとインバル・ピントさんのセッションでした。モデレーターは十年間早稲田大学坪内博士記念演劇博物館館長を務め、在任中に開催した企画展「村上春樹 映画の旅」が話題となった岡室美奈子さん。

そしてこのセッション中に、なんと実際に主演の成河さんと渡辺大知さんが舞台「ねじまき鳥クロニクル」のワンシーンを実演されました。お二人が話していた「身体性」そして主人公の岡田トオルを分裂させて二人の役者に演じさせるということがどういうことなのか、実際に見て面白い解釈だなと思いつつ腑に落ちました。舞台の期間は2023年11月7日(火)から11月26日(日)とのことです。

次にスピーチされたチップ・キッドさんは村上春樹作品の洋書のカバーデザインを30年以上も製作してきた方です。30年もやっているので本当にあれもこれも見たことがあるカバーはチップ・キッドさんによりデザインでした。そして各デザイン裏話もしてくれたのですが、例えば『After Dark』の表紙はよくみるとパチンコ店だとわかると思うのですが、扉が閉まってしまった後に撮った写真で、これいいなということで採用になったそうです。他にも『The Wind-Up Bird Chronicle』は、「ねじまき鳥」って存在するとしたらこうだろうなというのを具現化させたデザインだそうです。

チップ・キッドさんによる村上春樹の洋書デザイン
チップ・キッドさんによる村上春樹の洋書デザイン

最後に登壇したのが先日から村上春樹作品のアニメーション映画「めくらやなぎと眠る女 (英題: Blind Willow, Sleeping Woman)」の製作で話題になっているピエール・フォルデス映画監督です。フランスのアニメーション作家であるピエールさんは、「かえるくん、東京を救う」「バースデイ・ガール」「かいつぶり」「ねじまき鳥と火曜日の女たち」「UFOが釧路に降りる」「めくらやなぎと、眠る女」という六つの短編を長編アニメーションに置き換えました。日本では2024年夏の公開ですが、嬉しいことに一足先に一部映像が上映されました。

独自の解釈で映像化されたものを見るのはとても楽しく、村上作品に親しんでいる方は、「なるほどこれはあの作品のあの部分だな」という楽しみ方もできると思います。公開を待つばかりです。

「世界とつながる日本文学 ~after murakami~」閉幕

以上が、国際シンポジウム 「世界とつながる日本文学 ~after murakami~」の大まかな記録でした。少しは熱が垣間見えたでしょうか。最後に「今回は17年ぶりに開催でしたが、次回の開催はいつになりそうですか」という問いに、主催者の方は少し迷って「10年くらいかな」と返答していました。前回よりは短いですが、やはりオーディエンス側からするともっと短いスパンで楽しみにしたいですよね。

今回僕が感じたことの一つが、リアルな世界が分断されていく一方で、世界の境界線が溶け合っていく感じが少なくとも文学やその周辺の作品にはあるんだなということです。

「無国籍性」が特徴とされる村上作品は、アメリカ文学に影響を受けたとされていますが、結局は夏目漱石をはじめ大江健三郎や同時代の村上龍などにインスパイアされてきた面もあり、やはり海外から見ると日本性も感じるでしょう。逆に、外国文学にも、日本や自国以外の空気は流れているのでしょう。また村上チルドレンなんて言われる作家がいますが、国内国外ともにほとんどの現代作家が村上春樹の影響を多かれ少なかれ受けていると言えるのではないでしょうか。

そんなあいまいな空気感も楽しんでいろいろな国の文学を読んでいきたいと思った次第です。

さっそくアンナ・ツィマさんの『シブヤで目覚めて』を買ってしまいました。今回のきっかけがなかったら、チェコ文学に触れ合う機会はなかなかなかったかもな、と思いつつ。

アンナ・ツィマ『シブヤで目覚めて』
アンナ・ツィマ『シブヤで目覚めて』

なお、同時通訳でのリスニングが不慣れなため、正確ではない記載もあるかと思いますが、雰囲気程度に楽しんでもらえたら幸いです。

ここまで読んでいただいた方は、長々とありがとうございました。

以下、村上春樹関連の記事です。

関連記事

村上春樹作品を英語で読みたいと思ってる方におすすめなのが、短編集です。 世界的に有名な作家である村上春樹は、長編だけでなく短編も傑作揃いです。全作品が英語訳されている長編とは違い、洋書で手に入る短編集は一部ですが、中にはニューヨーク発[…]

村上春樹の洋書短編集
関連記事

作家としてだけでなく、翻訳家としても精力的に活動している村上春樹さん。そんな村上さんの主な翻訳対象はアメリカの小説です。村上さんがかねてから海外文学、特にアメリカ文学を好んで読んできたことは知られていますが、具体的にどの作家ようなに特別な思[…]

村上春樹が翻訳したアメリカ人作家
関連記事

世界的作家である村上春樹の長編小説を英語で読んでみませんか? 今や世界中の言語で翻訳されている村上春樹作品ですが、特に英語圏での人気は圧倒的で、ほぼ全ての主要作品が英訳されています。そんな洋書は日本でも気軽に手に入れることができます。[…]

村上春樹の長編を英語で読む

<<こちらも読まれています>>

関連記事

村上春樹の幻の中編小説「街と、その不確かな壁」の存在は知っているでしょうか。今では入手困難な「街と、その不確かな壁」を手軽に入手して読む方法を解説していきます。 2023年4月13日に発売される村上春樹の新作長編のタイトルが『街と[…]

街と、その不確かな壁『文學界』1980年9月号
関連記事

現代日本文学という枠を超えて世界的な評価を得ている作家・村上春樹。デビュー作『風の歌を聴け』で1979年に群像新人文学賞を受賞し、以来多くの長編、短編小説を世に送り出してきました。近年ノーベル文学賞最有力候補として、毎年注目を浴びていること[…]

村上春樹の映画化全8作品を紹介

【関連記事】

関連記事

村上春樹作品の長編小説しか読んだことはない方はもちろん、短編集もほとんど読んでいる方でも、見逃している作品があるのではないでしょうか。 村上春樹の公式に公開されている短編小説は現時点で約100を数えますが、そのほとんどは短編集という形[…]

村上春樹全作品 短編集限定小説
関連記事

耳で聴く読書「オーディブル」で、ついに村上春樹作品の取り扱いが始まります。 しかも2022年からオーディブルが聴き放題サービスへ移行し、村上作品も聴き放題の対象となります。 これまでオーディブルを使ってこなかった方も、村上春樹を[…]

村上春樹オーディブル作品まとめ
関連記事

村上春樹の小説を「英語で」しかも「耳で」聴いてみてはいかがでしょうか? 村上春樹の長編は全作品が英語訳されており、英語学習にも最適な教材なので、村上春樹ファンであれば利用しない手はありません。村上作品の洋書を利用した英語学習については[…]

村上春樹を英語で聴こう 英語版オーディブル