今や日本でも有数のブロガーとして活躍し続けるマナブさんから、稼ぐための正しい努力や姿勢について学んでいきたいと思います。
マナブさんは会社員をやめ、ブロガーになってからの年収は以下の通りだと示しています。
・2017年、月収20万円
・2018年、月収300万円
・2019年、年収1億円
これを見て少し怪しいな、と思うでしょうか?どちらかといえばぼくも、「ブロガー」や「アフィリエイター」「ネット商材」などで稼ぐと聞くとあまり素直に信用できるイメージは持っていません。しかしマナブさんに学びたいと思うのは、圧倒的な努力の上に成り立った実績を挙げている方だからです。
ぼくもこのようにブログを書いていて思うのですが、マナブさんが達成した1000日間毎日更新というのはものすごい努力を要する数字です。
今回はマナブさんの著書『億を稼ぐ積み上げ力』から得られた学びをまとめますが、本書の冒頭にはこのように書かれています。
楽して稼ぎたい人は、
この本を
読まないでください。
というわけで、ここではブログやその他ビジネスの小手先の情報や知識ではなく、もっと基本的な「自分で稼ぐためにはどのように努力をすべきかのか」「どんな姿勢を大切にするべきなのか」について学んでいきたいと思います!

▽マナブさんの代名詞「積み上げ」つまり継続についてはこちらでまとめました!ぜひ真似してみましょう!▽
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ブロガー・マナブさんが大切にする自分で稼ぐための極意
1. 稼げない人の共通点を知る
マナブさんは稼げない人の共通点を3つ挙げています。まずはその稼げない人に見られる思考や行動の共通点を見ていきましょう。
- 他人の批判ばかりしている
- 自分は行動せずに、分析ばかりする
- 謎の場所で迷い続けている
まず稼げない人の共通点の一つとして「他人の批判ばかりしている」という点が挙げられます。ツイッターやその他の発信の場で、他人のことを分析して批判するような人がいますが、他人のことに時間を使っている分、単純に自分のための時間を削っているわけです。
さらに「自分は行動せずに、分析ばかりする」という人も、稼げない人の特徴です。本当に成功するためのポイントは、実際に行動しながら自分で学んでいくものです。やってもないのに「わかったつもり」になることほど怖いことはありません。「無知の知」というソクラテスの有名な言葉がありますが、「本当は何も知らないということを知らない」という「無知の無知」という状態に陥りやすい人でもあります。
「謎の場所で迷い続けている」人というのは、行動を起こす前に「ああでもない、こうでもない」と迷っている人を指します。実際にやってみなければわからないようなことはたくさんあります。ブログを始めるにしても、最初から細部に気を取られすぎず、とにかくはじめてみてから修正していくというリーンスタートアップのようなスタイルが稼げる人の姿勢です。
2. 独学力は必須
稼いでいる人や、高速で成長する人の共通点は、実にシンプル。それは「自ら調べ、自ら学習する」です。
「自ら調べ、自ら学習する」つまり独学こそが、稼げる人の大きな武器です。変化が激しすぎて物事の正解がなくなってきている一方で、意思決定や勉強をするための情報はネットに溢れているのが今の時代です。
書籍やオンラインサロンという有料の情報源はもちろん、無料でもじゅうぶんな稼ぐための情報を見つけることはできるとマナブさんは言います。学校で馴染んだ教科書から学ぶという方法ではなく、社会人以降は「手探りで学び、自ら切り拓いていく」姿勢を持つことが重要です。
3. 行動しながら勉強する
プログラミングやマーケティング、ライティングなどを学んで稼ぐ力に変えてきたマナブさんは、勉強の必要性をこう語ります。
通常の業務だけで1日を終えているようでは、いつまでたっても人生がハードモードのままです。イージーモードの人生に切り替えたいのであれば、「時間ができたら」ではなく、「今すぐ」勉強を始めましょう。
この言葉から稼ぐことの本質を学ぶことができると思うのですが、稼ぐためには小手先の情報やテクニックが必要なのではなく、勉強して身につける本物のスキルこそが大切なんだと気づかされます。
そして勉強とはいっても、教科書を読むというようなことだけではなく、「まず行動」をすることが重要だと言います。最初は当然失敗もしますが、そこから学び、修正する。この繰り返しで徐々にしかし効率的にスキルを身につけることができるとマナブさんは言います。
ただ初めは、本当に何をすべきかもわからないという状態もあります。そのようなときは、まずは本などに頼ることも大切だと個人的には思います。
4. 不安との向き合い方を知る
稼ぐ上で最も難しい問題の一つが、まだ見ぬ新しいことに挑戦するということだと思います。そこにはもちろん不安もあります。そんな不安との向き合い方についてマナブさんは3つアドバイスを記しています。
- 目の前の課題以外は無視する
- 撤退する際の条件を決めておく
- 「最悪な状況」をイメージしておく
わからないことだらけな最初の段階では、「失敗したらどうしよう」「批判されたらどうしよう」などあらゆる不安が押し寄せます。ですが、まずは目の前の課題に集中することが重要です。マナブさんもコミュニティ運営する最初の頃は、課題である集客だけに集中したそうです。
また失敗をおそれるあまり不安になってしまう点については、「3ヶ月で50人集まらなかったら閉鎖する」というような撤退する際の条件を決めておくことで解消できます。仮に失敗してしまったとしても、傷口を早めにふさぐことができるからです。
そして常に「最悪な状況」をイメージしておくことで、自分に余裕は生まれます。「もし大失敗したらどうなるだろう」と考えると、お金がなくなって家を失う→でも実家に帰ればいい、などのように思っているほど大ごとにはならないケースがほとんどです。
5. 応援してくれない人とは距離をとる
自分が何か新しい挑戦をしようとすると、「やめておきなよ」「どうせ無理でしょ」「向いてないと思うよ」などという言葉をかけてくる人がいるかもしれません。
あなたの挑戦を諦めさせようとする人がいたら、すぐさま距離を置くべきです。
そう語るのは、マナブさんも成果が挙がらない時期には、「それだけ頑張って3000円かよ」と笑われるような経験をしたからです。自信もなくモチベーションが低下しているときに、周りにそのようなことを言われるのは辛いことです。
それでもどうにか稼ぎたい、成功したい、と思うならそのような人とは距離を置くことです。そうして何かに挑戦し続けていると、身近に集まる人も変わっきてポジティブな人ばかりになるのだと言います。
6. 稼ぐためには、何かを捨てる
物事はトレードオフの関係にあります。何かを得るためには何かを捨てなければなりません。マナブさんは成果が出るまでは、それ以外のほとんどのものを捨てたと言います。
遊び、恋愛、飲み会、娯楽、旅行を捨て、目指す成果が出るまで、ひたすらに作業に邁進する日々でした。
そんなマナブさんはここまでストイックとは言わないまでも、段階的に3つのフェーズで「捨てる」ことを推奨しています。
第2フェーズ: 娯楽、他人の目、普通の人生
第3フェーズ: 健康
7. トレンドを読む
稼ぐためには世の中のトレンドを読むことも重要です。例えば、マナブさんがやっているYouTube。多くの人はマナブさんという信用と、コンテンツがしっかりしていれば成功すると思ってしまうでしょう。
しかしタイミングが悪ければ、今の成果はなかったと推測しています。マナブさんが属する「ビジネス系YouTube」というジャンルの先駆け・イケダハヤトさんが活動を本格化させた2018年の10月にマナブさんもすかさずYouTubeを始めたそうです。もしこれが2ヶ月遅い12月になっていたら、結果はまた違っていたと言うのです。
このような波やトレンドを把握するには、マナブさんやイケハヤさんのようなインフルエンサーの動向をチェックすることも重要ですが、ニュースを読むことも大切だと言います。大きな流れを読むには、投資のニュースをチェックするといいそうです。お金が集まる場所がトレンドの目印になるからです。
いかがでしたか?以上がマナブさんの『億を稼ぐ積み上げ力』から学ぶ、本当に大切な稼ぐための努力法です。どれも真似できないというようなレベルの高いことではないはずです。この基本をしっかり積み上げた上で、稼ぐ力を身につけましょう。
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