願望を実現させるために知っておくべき3つの真実

願望を実現するための真実

ここでは世界的名著『思考は現実化する』で学んだことをもとに、願望を実現させるために必要なことを解説していきます。これは時代を超えた本質だと思います!

明治大学文学部教授で数々の著作を出版する著述家としても知られる齋藤孝さんが「自己啓発本の原点は、この本だ。」と語るのが、ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』です。

ナポレオン・ヒルは、「鋼鉄王」と称される歴史上最も成功した実業家の一人であるアンドリュー・カーネギーと出会い、彼の知見を発展させ、体系化しました。それ本にしたのが1937年に出版されたThink and Grow Richであり、日本では1999年に『思考は現実化する』というタイトルで出版されました。全世界で7000千万部を売り上げる書籍と言われています。

テーマ別に複数の本を読むと、そのテーマに関連したほとんどの書籍が参照している「タネ本」があることに気づくことがあります。「このへんの本で書いてあることはほぼこの一冊に書かれているよね」ということは珍しくありません。

その本が「タネ本」について言及していないこともあったり、その「タネ本」を参考にした本を参照している本もあるので直接気づかないこともあります。しかしこの『思考は現実化する』は、現在目にするビジネス書や自己啓発本の多くの「タネ本」となっていることは間違いないでしょう。

なので何冊も何十冊もビジネス書や自己啓発本を読むのと同等の価値が『思考は現実化する』にはあるといえます。人生において成功をおさめたいと思う全ての人にとって学ぶことがある本です。

一方で本書は500ページにもおよぶボリューム(アクションマニュアルも加えると600ページ超)で、読書に慣れていない方には少しハードルが高いかもしれません。計18章から構成されており、各章の中でも論点がけっこう右往左往するという印象なので、個人的にはスーっと理解できる類の本ではないかなあという本音です。

ここでは、本書の中で複数の章にわたって何度も強調されていたり、「これさえ知っておけば人生のあらゆる場面で応用できるな」と思った最重要項目を厳選してまとめたものを紹介します。

思考は現実化する

本書では、願望を実現するため、引いては人生を成功に導くための本質がまとめられています。出版以来全世界で7000万部売られていることからもわかるとおり、時代も場所も問わず普遍的で不変的な内容だといえます。

タイトルの「思考は現実化する」のとおり、いかに自分の思考・願望を現実のものにするかというテーマが一貫して語られています。

思考が明確な目標、忍耐力、あるいは強い願望とあいまって成功に向かって作用し始めるとき、思考は強烈な実体になる。こうして、人間は自分が考えているような人間になるのである。

1. 願望実現のための計画を立てる

本書『思考は現実化する』で最も重要なポイント、つまり自分の願望を実現させ、成功をおさめる方法は、第2章の「願望の設定は、あらゆるものの達成の出発点である」で紹介されている「願望実現のための6ヵ条」に集約されていると思います。

この「願望実現のための6ヵ条」を簡単にまとめると以下のようになります。

【願望実現のための6ヵ条】
①実現させたい願望を「はっきり」させる
②願望を実現させるための代償を決める
③願望実現の最終期限を設定する
④詳細な計画を立てる、そしてすぐに行動に映る
⑤①~④の内容を紙に書き出す
⑥朝起きたあとと夜寝る前の2回、紙に書いた宣言を声に出して読み上げる

夢を実現させたり目標を達成するために大切なことは、この6点にすべて集約されています
そもそも現実になってほしいと思う願望を自分自身で言語化できなければ、それを実現することはできません(①)何かを得るには何かを失わなければなりません。時間やお金は有限であり、仕事も遊びもゲームも飲みも勉強も全て欠けることなく充実させることは現実的ではありません。どれかが中途半端になってしまうことは目に見えています(②)。

また、あらかじめ期限を決めておくことは、願望実現のための大きな推進力があります。最終期限があいまいだと、いつまでたってもエンジンがかからず、結局また明日、また来週、また来年というふうにズルズルと後回しになってしまいます。そんな経験をしたことのある人も多いのではないでしょうか(③)。

ゴールが明確になったら、あとは現状とのギャップを埋めるために必要なプロセスをはっきりさせましょう。ここで完璧な計画を立てる必要はなく、適宜修正していくイメージを持ちましょう。そして計画を立てたら、準備が整わなくてもとにかくすぐに始めることが重要です。準備ができてから、と考えているといつまでたってもスタートを切れません(④)。

これらを頭の中で思い浮かべたりするだけでは十分ではありません。具体的な願望・そのための代償・最終期限・詳細な計画をしっかり紙に書き出すことで、言語化できます。思考の整理をしたり、願望実現のための意志力を強めることができます(⑤)。

そして願望実現のゴールと道筋を見失わないために、紙に書き出した内容を毎日2回声に出して読み上げます。「そんなの効果があるの?」と思う人もいるかもしれませんが、これはやってみるとわかります。毎日見るだけでも効果はあると思いますが、声に出すことでよりリアルに感じるという感覚を覚えると思います(⑥)。

2. 失敗を知り、恐れない

何か新しいことにチャレンジしたり、少し背伸びをしようとするときに避けて通れないのが、失敗です。この失敗を恐るあまり、そもそも新しいことや難しいことに挑戦しようとすら思わない人もいます。

しかし失敗は怖いものだというイメージを持っている人はぜひ今ここで、それを覆しましょう。

どのような最低の失敗であっても、そこから何の利益も得られない、ということはないのである。その失敗を別の面で成功に結びつけるのは当人の心構え次第なのだ。

失敗は次の挑戦で成功確率を上げるための要素でしかないと考えましょう。ただし失敗をすればそれで何かを学んだことになる、というわけではありません。重要なのは失敗した状況を冷静に分析することです。

失敗には種子が含まれている、ということにすぎない。それを見つけ出し、芽を出させ、豊かに実を結ばせるには、人それぞれが目的を明確に持って積極的に独創力を働かせなければならない。

つまり何かに失敗して、くよくよ悩んでいるひまはないのです。本書では「反応の向き」は重要だと述べていますが、まさにその失敗に対して自分がどう反応するかは自分で決めることができます。ずっと引きずるのか、すぐに前を向くのか。それだけの違いですが、将来大きな違いを生み出す差です。

あすどくくん
失敗を前向きに捉えるという発想の転換をするだけでも大きな違いです!まあ失敗してもそれはネタになると考えましょう。誰にも真似できない自分だけの財産です!

3. 決断力しよう

決断することの重要性は強調してしすぎることはありません。願望を実現させるための障壁となるのが、やはり失敗です。挑戦することを躊躇ったり、途中で挫折してしまう要因は失敗にあるからです。

本書では「失敗を招く30の原因」として、失敗に関する詳細な分析がなされています。遺伝的なものや病気などの身体的要因から、集中力の欠如や金銭的問題まで幅広い失敗の用意を見事にリストアップしています。そんな中で、「失敗の原因のうち、決断力の欠如が最大の原因」ということが述べられています。

願望実現のためには、素早く、明確な決断を下す必要があるのです。そもそも決断することができなければ、あらゆる場面で状況は改善されません。何かを始めようとするとき、何かをやめようとするとき、決断ができなければその状況はずっと変わらないままです。

また一度下した決断を変更しなければならないときには、慎重に時間をかけて決断することも重要だといいます。状況に応じて柔軟な対応をとる姿勢はもちろん大切ですが、簡単に変えてはいけないこともあります。自分の頭を使って、長い時間かけて下した決断はころころ変えるべきではありません。そんなときはしっかり時間をとって考え抜いた上で決断しましょう。

本書には「決断を妨げる要因」が17項目記載されています。決断力を鍛える上で、この妨げになる点も知っておくといいでしょう。2つほど深く共感したポイントで、多くの人に当てはまりそうな点を紹介します。

決断を妨げる要因の1つ目が、「無関心」です。何かに積極的にかかわったり、新しいことに挑戦したりするときに生じる不安を逃れるために無関心という安全地帯に逃げ込んでしまうことはよくあります。これは何かを決断し、行動するという妨げになるのがよくわかるでしょう。

また、「さらにより良いものが現れるという確信」も決断を妨げる要因です。例えば毎シーズン発売されるiPhoneを思い浮かべてください。そろそろ買い換えるかというときに、「いや来年もっとスペックの高いモデルが発売されるはずだ」と考えて購入を見送るという経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。これは人生のあらゆる局面でいえることです。しかしこの慎重な判断が、ときに決断を妨げ、好機を逃してしまう原因になりえます。

ここで「1. 願望実現のための計画を立てる」に立ち返りましょう。あなたが実現したい願望を具体的に明確にしておけば、決断をするときに迷うことが少なくなります。それを「人生の軸」と呼ぶこともあるでしょう。

あすどくくん
とにかく自分のゴールを明確にしておくことで、どんな場面でもそれを軸に考えることができます!

以上が『思考は現実化する』から学んだ「願望を実現させるための真実」です。

まずは上記で紹介した「願望実現のための6ヵ条」をもとに、目標を明確にして紙に書き出すところから始めてみましょう!そんなの効果ある?と考えている時間を使って、とにかく書いてみましょう。このささいな時間が将来大きな成果を生み出してくれるかもしれませんよ?

時間がかかってもいいから、名著と呼ばれるような自己啓発本を読みたいと考えている方は、ぜひ一度通して読んでみてはいかがでしょうか。訳本だとは思えないくらいわかりやすい文章なので、読書に慣れている方なら、1~2週間(もしかしたら数日)で読むことができるかもしれません!

ぼくが持っている完全版はこちらです!巻末に80ページ超のアクションマニュアルがついているのがポイントです!↓↓ちなみにKindle Unlimitedの対象なので、加入者は無料で読めます!Kindle Unlimitedは月額読み放題サービスで、無料期間とかもあるのでぜひチェックしてみてください(>>詳細はこちら)!

それでは楽しい読書ライフを!

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最高にして最強のビジネス書『7つの習慣』を徹底解説!

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