読書をおすすめする理由と初心者におすすめの本

読書をオススメしたい理由

「読書をする理由って何なの?」「読書をしてどういうメリットがあるの?」

そんな疑問を抱いている方に向けて、ここでは心から読書をオススメしたい理由と読書の具体的なメリットを紹介していきたいと思います。

特に、読書を習慣にしていない人や本をほとんど読まない人にこそ、ここで書いた読書の必要性と魅力を読んでほしいと思っています。一方で、コンスタントに読書をしている人でも「読書って効果があるのかな?」と疑問に思っている方はいるかもしれません。そんな方が読書のメリットを最大限享受するために意識すべきことも紹介していきます。

そしてスムーズに効果的な読書をはじめられるように、読書初心者の方にオススメの本のジャンルと、オススメの本のタイトルを挙げてみたので、ぜひ参考にしてみてください。

読書をおすすめする理由とは?

ベッドで寝ながら読書する人

読書をおすすめする理由は、圧倒的にいいことがたくさんあって、逆にデメリットがほとんどないからです。読書をすることで、仕事に役立てたり、私生活を変えたり、ひいては人生全体を豊かにすることにつながります。

読書自体が楽しいから本を読むという読書家ももちろんいますが、読書の本当の目的は、読んで終わりというよりは自分の人生に役立てるためだといえます。

極端に言えば、数百円や数千円で人生を変えうる効果があるのが読書なので、費用対効果(コスパ)が非常に高いのが特徴です。

それでは具体的なメリットを見ていきましょう。

読書のメリット

本が詰まった歴史ある図書館

読書の具体的なメリットを知ってそれを意識して本を読むと、得られるものが最大化されます。読書から得られるメリットは無数にありますが、中でも特に大きな影響力がある効果を厳選して紹介します。

視野が広がる

まず読書をする最大の理由であり、メリットが思考の視野を広げることです。かの哲学者ソクラテスの提唱した「無知の知」と同じように、「自分にはまだまだ知らないことがある、ということを知っている」というに気づけるのが読書です。

人は今見えている世界が全てで、知らないことがあったとしても「自分が知っていることと知らないことで世界はできている」と思いがちです。しかし、自分が知らないということにも気づいていないことが世界の99%といっても過言ではないでしょう。

その99%の認知すらできない世界を、98%、97%と減らしていってくれる、つまり新しい世界が見えてくるのが読書のメリットです。本を読む以外に、これほどリーズナブルで、効果的な視野の広げ方はほとんどないでしょう。

知識が増える

直接的に体感できる読書のメリットとして、新しい知識を身につけることができるという点が挙げられます。多くの読書家にとっても、これが大きな読書をする理由でしょう。

古典や歴史書からは偉人たちの知恵を受け継ぐことができます。知識というのは自分でゼロから身につけようと思うと、一生はあっという間に終わってしまいます。ここまで人類の文明が発展してきたのも、読書などによって先人の知恵を借りることで学習を「ショートカット」してきたおかげなのです。

ビジネス書や実用書を読めば、自分が仕事や生活に直接活かすことのできる知識やスキルを身につけることができます。小説や漫画からも学べる知識というのは膨大です。

他人の人生を疑似体験できる

他人の人生を疑似体験できるのも読書のメリットであり、大きな魅力です。当然ながら、わたしたちは自分の人生一つしか生きることができません。その中で経験できることには、かぎりなく限りがあります。

しかし、読書をすることで著者の体験してきた壮絶な人生や、登場人物の特殊な状況を体感することができます。特に偉人たちの自伝や、小説を読むということは、他人の人生を生きているともいえます。

「このときこの人はこう考えたからうまくいったんだ」「このとき自分だったらどうするだろう」というような考えをめぐらすことで、それは自分の生きた知恵となって蓄積されていきます。そのような知恵は現実世界のあらゆる局面で、読者の助けとなるのです。

創造力と想像力が養われる

読書を楽しむために必要で、さらにその力を養うことができるのが「創造力」であり「想像力」です。例えば小説がイメージしやすいジャンルですが、小説の物語を読んでいると、文字であるがゆえにその世界に没入することができます。まるでその世界に自分も加わり、旅をしているかのような感覚を持つこともあるでしょう。これはその小説の情景や登場人物などを想像しているからです。

また想像力を使うことで、自分のクリエイティブな部分を刺激され、自分で何かを生み出すための創造力も養われます。現実世界では収まりきらない解放された世界を体感することで、普段あまり使うことのない脳の部分を使うことになるからです。

近年、知識の詰め込み教育や、ロジックやサイエンスに偏るビジネスの世界においては、この「アート的な」想像力や創造力は軽視されがちでした。しかし、今後AIなどのテクノロジーが発展していくと、従来型のロジックやサイエンスに頼る問題解決法は、全てテクノロジーに取って代えられてしまいます。

創造力と想像力を養うことは、読書のメリットでもあり、読書を楽しむために欠かせない要素なのです。

リラックス効果が得られる

読書をするのは何も、知識を得たり創造力を養うことだけが理由ではありません。本を読むとリラックスできるというのも大きなメリットです。これは読む人や読む本のテーマなどにもよりますが、日頃のストレスを軽減したり、リラックス効果を感じる人も多いはずです。

例えば夜就寝前に、スマホをいじる代わりに静かに読書をしてみると、落ち着いた気持ちになることがあります。習慣にすると、睡眠の質(朝起きたときの爽快感)に変化が起きたことに気づくこともあるでしょう。

本の内容が魅力的なのはもちろんですが、このリラックス効果も読書をする理由の一つだという人は多いと思います。

教養が身につく

読書を続けていると、徐々に教養が身についていきます。教養というと少し抽象的に聞こえるかもしれませんが、仕事や私生活をする上で土台となっている本質的な知識というイメージです。

公教育を通して勉強してきた国語や数学、歴史などの科目ももちろん教養といえますし、学校では教えてくれないけど知っておくべき知識も多くあります。これらを本格的に身につけるのは、よほど学生時代に意識的に勉学に励まないかぎり、社会人になった後ということになります。

そこで最も手軽でありながらも効果的な教養の身につけ方が読書なのです。意識的に国語や数学、歴史などを勉強するのもいいでしょうし、小説やビジネス書などからも幅広く教養を学ぶことができます。

また読書から教養を学ぶべき理由の一つとして、思いもよらぬ知識との出会いがある点が挙げられます。「この本を読まなければ自分で学ぶことはなかったであろうテーマ」の知識が身につくというのが読書の大きな魅力です。

読解力が向上する

本を読んでいると読解力が向上する、というのは想像に難くないと思います。この読解力というのは読書だけではなく、ニュースを読んだり、人の話を聞いたり、職場でのコミュニケーションをする際などにも応用することができます。

さまざまな種類の本を読んでいると、それだけ多様な意見や文章の形と出会うことになります。もちろん中には読解するには難しいものや、悪文と呼ばれる「難しくて当たり前の文章」などもあります。本を読むのが苦手なのは必ずしもあなたの読解力が低いからではありません。

自分にとって読みやすい本から読んでいくのも読書を楽しむコツです。そうして読書を続けていると、内容を深く読むことも速く読むこともできるようになってきます。著者の主張も頭の中でしっかり整理できるようになります。

語彙が増える

わかりやすい読書のメリットとして、語彙が増える点も挙げられます。知らなかったような単語がその本のテーマになっていることもありますし、単語自体は知っていても文章としての使い方を知らなかったということもあります。

知らない言葉や言い回しを都度辞書を引いて調べる必要まではありませんが、自分が気になるものがあった場合は使えるレベルまで理解すると語彙力につながります。ただ読んでいるだけでも、同じ言葉に何度も出会うので、自然と語彙が蓄積されていきます。

英語学習では、意識的に単語を調べたりしないとなかなか身につかないかもしれませんが、母国語である日本語の場合は、もう少し気軽に語彙を習得できます。日本語では知っている言葉が大半なので、知らない部分が際立ちます。そのため自然と意識がその知らない言葉にフォーカスされるという印象を持ちます。

すきま時間を有効活用できる、旅につれていくと素敵な思い出になる

読書をする理由として、すきま時間を有効活用できることも挙げられます。移動時間やトイレ、何かの待ち時間など日常を探せば、5分、10分のすきま時間はたくさんあります。例えば1日のうちに5分のすきま時間が6つあれば30分になります。これを積み重ねれば、1週間で3.5時間、1ヶ月で約15時間、1年にすると約180時間=7.5日間という時間を捻出することができます。

最近ではちょっとしたすきま時間があると、スマホやタブレットに目がいってしまいます。もちろんそれで時間の有効活用になっているなら問題ありませんが、少しでも読書に振り分けてみる価値は大いにあると思うのです。

またいつでもどこでも読めるのは、文庫本サイズの本やKindleなどの電子書籍の登場のおかげでもあります。例えば旅行などに本を連れていくと、その旅行も本自体も素敵な思い出になります。

最適な本のジャンル

綺麗に本棚が並んだ白い図書館

以上で挙げたような読書のメリットを享受するために、効果的な読書のジャンルを紹介していきます。どんな本でも得られることはありますが、中でも読書初心者が多くのメリットを感じられる読書ジャンルを厳選して紹介していきましょう。

ビジネス書/自己啓発本

やはり仕事や生活に直接的に役立つ実感を得られるビジネス書や自己啓発本がオススメの読書ジャンルです。新しい価値観や知識を提供してくれるのはもちろん、テーマが多様なので、自分の悩みや問題に合った学びを得ることができます。ビジネス書というのは何もビジネスの世界でしか役に立たないようなものではありません。「お金」「メンタル」「コミュニケーション」などは人生全体で重要なテーマです。

また自伝的な本からも得られるメリットは大きいです。上記で述べた「他人の人生を疑似体験する」という点で、自分では決してできないような経験を偉人たちや起業家たちの自伝からは学ぶことができます。

歴史書

「歴史は繰り返す」と言いますが、歴史書を読むべき理由もたくさんあります。想像もできないような未来を生きる上で、最も効果的な学びは過去を知ることです。学校で学んだ日本史や世界史は、知識の詰め込みをするのではなく、流れや背景などを理解すれば楽しく学ぶことができます。

それ以外でも読書からはあらゆるテーマの歴史を学ぶことができます。読書初心者の方には、「ワインの歴史」「インターネットの歴史」など、自分の関心あるテーマの歴史書を読むのをオススメします。今自分たちが知っている物事は表面にすぎず、そこに至るまでの歴史には自分が知らない物事で溢れています。

小説

小説は読書入門としては最も楽しく簡単に読めるジャンルですが、学ぶことも大いにあります。直接仕事や私生活に役立てるのは難しいと思うかもしれません。たしかに実践的に役立つ知識を学ぶなら、ビジネス書や実用書を読むべきでしょう。

一方で、読書のメリットとして前述した「他人の人生を疑似体験できる」「創造力と想像力が養われる」「リラックス効果が得られる」などを体感するには小説こそ最適な読書ジャンルです。

漫画

読書は苦手だけど、漫画なら読めるという方もたくさんいるでしょう。しかし、漫画だって立派な読書の一形態です。むしろあれだけのスピード感で、しかも文字と絵が組み合わさった情報量をインプットできる漫画は、とても効果的な読書はいえます。

とにかくストーリー性を持って楽しく読めるのが漫画ですが、例えば歴史などに基づく漫画は歴史書を読むのと同様の効果が期待できます。完全フィクションの漫画でも、人の気持ちや成長が詰まったドラマやそのエンタメ性から学ぶことは無限にあります。

最近ではビジネス書などを漫画化して読みやすくした書籍も数多く出版されているので、オススメです。

一つだけ注意しないといけないのは、フィクション性のある漫画から歴史的な事実を学ぼうとする際などです。それが完全に史実と重なるかというと、漫画用に一部アレンジされている可能性もあります。

読書全体にいえることですが、書いてある内容を鵜呑みにするのではなく、自分の頭で考え、関心のあるテーマについては他の書籍や情報源などを使って精査することなども重要です。

初心者にオススメの読書入門本

読書をおすすめする理由やメリットが把握できたところで、ではどのような本を読めばいいのかという疑問にあたるかもしれません。そこで上述したオススメの読書ジャンルの本で、オススメの一冊をそれぞれのジャンルで紹介していきたいと思います。

ためになるオススメのビジネス書:7つの習慣

7つの習慣

世界的にも日本でも最も有名かつ売れているビジネス書がスティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』です。もともとは1989年にアメリカで刊行され、以来世界中で3000万部を売り上げている名著の中の名著です。時代を超えて変わらない人格の大切な要素を「7つの習慣」に分類して紹介していきます。学生からビジネスパーソン、主婦、シニア世代などあらゆる立場の人にとっての学びが詰まったビジネス書です。

ためになるオススメの歴史書:サピエンス全史

サピエンス全史

『サピエンス全史』(正式には『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』)は2016年に日本でも出版され、話題となった歴史書です。ビル・ゲイツやマーク・ザッカーバーグなど世界の名だたる起業家が賞賛したことでも知られる現代の必読書ともいえます。人類の先祖ホモ・サピエンスの時代まで遡り、いかに彼らは生き残り、文明を発達させてきたかを解き明かし、現代に生きるわたしたちに人間の本質やこれからの未来のヒントを教えてくれる一冊です。

ためになるオススメの小説:ノルウェイの森

ノルウェイの森

小説は好みが人によって大きく異なりますが、ここでオススメしたいのが村上春樹の『ノルウェイの森』です。1987年に村上春樹の第5作目の長編小説として出版された『ノルウェイの森』は、単行本・文庫本合わせると1000万部を発行する日本で最も読まれてきた小説です。著者自身がキャッチコピーとする「100パーセントの恋愛小説」と表現できるのと同時に、繊細な人間および社会描写で構成されるリアリズム小説ともいえます。単に物語を楽しむことができるだけでなく、他人に思いをめぐらす想像力を養うのにうってつけの一冊です。

ためになるオススメの漫画:キングダム

キングダム

オススメしたい漫画は山ほどありますが、ストーリーが面白いだけでなく学びも多いのが『キングダム』です。2020年ですでに60巻を数える原泰久による長編漫画で、古代中国の春秋戦国時代を背景としています。ここでは中国の歴史を学ぶというよりも、戦におけるリーダーシップや組織論、マネジメントなどを学べることがポイントです。当時の戦から学べるビジネスのヒントは無数にあり、ビジネス書としてみなすこともできるでしょう。また、前述した通りストーリーやキャラクターが魅力的で、60巻を長すぎると感じる人は少ないのではないでしょうか。漫画初心者の方にもオススメです。

まとめ

本の上に座って読書する人

もう一度、読書を絶対的にオススメしたい理由をまとめると、「視野が広がる」「知識が増える」「読解力・語彙力が向上する」などの数多くのメリットがあるから、ということになります。

読書はしなくても生きていけるものかもしれませんが、習慣として取り入れることで、それにかけた時間や費用を大きく上回る効果が期待できます。

ぜひ読書をはじめるのにオススメな本を各ジャンルで紹介したので、今日から読書をはじめてみませんか?

これからも読書の魅力やオススメ書籍をどんどん紹介していきます!

それでは楽しい読書ライフを!

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