目標を達成するための『やり抜く人の9つの習慣』

やり抜く人の9つの習慣

収入を増やしたい、ダイエットをしたい、英語を身につけたい、成長したい、、、

どれもあなたができたらいいなあと思うことばかりでしょう。

このような目標を達成するためには、どうすればよいと思いますか?

一瞬で夢が叶うような魔法はありません。

目標を達成するために必要なことは、「正しく目標を設定する力」と「毎日コツコツ努力を積み重ねる習慣」です。

「正しく目標を設定する力」については、方法論なので、学べば身につく力です。多くの人は、「やせたい」「お金持ちになりたい」など目標を掲げますが、この目標自体に間違いがあることに気づかなくてはなりません。

また「毎日コツコツ努力を積み重ねる習慣」が大事と言われても、「そんなことわかっているけど続かない」、「新しいことに挑戦する勇気が出ない」と言った悩みは誰にでもありますよね。

でも、大丈夫です。

あなたでも必ず目標のために、やり抜くことができます。

そのノウハウが書かれているのが、『やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学』です。

著者のハイディ・グラント・ハルバーソンは、名門コロンビア大学の社会心理学者です。モチベーション分野の第一人者としても知られています。

本書『やり抜く人の9つの習慣 』は心理学的な根拠に基づいて、目標を達成するためのヒントが9つ記されています。

『やり抜く人の9つの習慣』はどんな内容?

本書『やり抜く人の9つの習慣』には、目標を達成できる人、成功する人に共通する思考や行動を「9つの習慣」として、わかりやすく解説しています。各習慣の章の最後には、まとめとして、今すぐ何をはじめればよいか、というTODOリストが組み込まれています。一つひとつ「やり抜くための習慣」について学び、すぐに実行ができる構成になっています。全体を通してたった120ページに、目標達成のための習慣のエッセンスが凝縮されています。とにかく「自分は弱い」「変わりたい」と思っている人が、何かをやり抜くための入門書です。

目標達成のためにやり抜く力

「やり抜く人の9つの習慣」として9つ紹介されている思考・行動内容は、どれも簡単に理解できて実行できるものとなっています。

「当たり前のことじゃん」と思うこともあるかもしれません。しかしその「当たり前のこと」と実際に行動にうつせている人はどれほどいるでしょう。

「あたりまえで、簡単に実行できる」ことと「誰もがあたりまえに実行している」ことはイコールではありません。

つまり簡単に実行できるからこそ、改めてそれを自分ができているか確認し、できていなければ実行にうつすべきなのです。目標を達成するにはそれがもっとも重要です。

その上でここではあなたが達成したいと思っている目標を、実際に現実にするためのポイントを二点に絞って紹介します。

具体的な目標を設定する

冒頭でも述べたように、「やせたい」「お金持ちになりたい」という目標設定だと、どうしてもその目標は達成されません。なぜだからわかるでしょうか?

そうです。すごくあいまいなのです。

どのくらいやせれば、やせたことになるのでしょう? どのくらい稼げばお金持ちになるのでしょう?

つまり目標に向かってがんばる前に、まずは目標を設定する段階が成功するかどうかの分かれ目なのです。

まずは「具体的な目標」を設定することからはじめましょう。

3ヶ月後には5キロ痩せる、月収10万円増やす、など「どうなったら目標が達成されたかがわかる」ように具体的な目標を定めるのです。5キロや10万円など数字を使うと、より具体性が出てわかりやすいものになります。

まずは、具体的かつ詳細に、自分が達成したいことを考え抜くことが大事です。

具体的な目標が立てられないということは、まだあなたの中でも目標や「なりたい自分」が明確ではないのかもしれません。そこで本書では簡単なステップで具体的な目標を設定できるようになっています。

ここでは、さらに簡単に3ステップで説明します。

  1. 目標を紙に書く
  2. どうなったら「目標を達成した」と言えるかを考える
  3. 目標を書き直す

ポイントはこの二番目です。どのような目標を書き出すにしても、ゴールを明確にしましょう。たとえば、

  1. 英語を身につける
  2. TOEICのスコアを基準にして、どのくらいアップしたいかを定めよう
  3. TOEICのスコア400点→600点に伸ばす (3ヶ月以内、など期限を設ければさらに良いでしょう)

さあ、あなたもとりあえずは紙とペンを持ち出して、正しい目標設定をしてみましょう。

目標を達成できると信じる

目標達成のためにやり抜くための二点目は「目標達成を信じる」ということです。これこそ当たり前だと思うかもしれませんが、目標や自分の成長を諦めてしまう人は、これがなかなかできていないのです。著者はこのように述べています。

多くの人が「知能・性格・身体能力は生まれつき決まっていて、自分の努力ではどうしようもない」と考えています。つまり「がんばっても頭は良くならない(性格は変わらない、身体能力は上がらない)と信じているのです。

「どうせ頭よくないし」「どうせ才能ないし」など、この「頭のいい悪い」「才能」という言葉を使った時点で思考停止に陥っています。それを言い訳に、自分が成長・成功することを諦めてしまっています。非常にもったいないですよね?

本書によると、「能力は努力次第で伸ばせる」ということは多くの研究で実証されているといいます。

それもそうですよね?そもそも自分ができる、と考えていなければ、そのような目標を設定することもありませんし、努力もすることはありません。

逆に「自分はこの目標を達成できる」「努力すれば成長できる」と信じていれば、粘り強くやり抜く原動力になります。

新しいことに挑戦したり、何かをやり続けるために重要なことは、「失敗してもいい、と開き直る」ことだといいます。「失敗」という言葉をネガティブにとらえる人は多いでしょう。もちろんそういうケースもあると思いますが、自分がなにかに挑戦する上での「失敗」はポジティブなものです。

失敗を恐れて挑戦しないのは実にもったいことです。その「失敗」とはなんでしょう?あなたの人生にそこまで大きな影響を及ぼすものでしょうか?

英語を学ぶ、失敗する、せいぜい失うのは参考書代と勉強した時間でしょう(失敗したのですからそこまでの時間はかかってないかもしれません)。それよりも、「このやり方は自分には合ってなかったな」「英語よりも優先して身につけることがあるのではないか」と気づけた時点で、その失敗は財産です。

失敗しても、「また、ひとつ学んだ」と思うことでモチベーションを維持することの重要性も、本書から学ぶべきポイントの一つです。

「目標は達成できるし、能力も伸ばせる」と信じ、「失敗は怖いものではない」と思えれば、あなたの目標達成は前進したも同然でしょう。

明日からはじめよう!

「やり抜く人の9つの習慣」から学ぶべき明日からはじめたい行動内容は、

具体的な目標を書き出す

です。上でも紹介したこの3ステップにしたがって、正しい目標設定をしましょう。

  1. 目標を紙に書く
  2. どうなったら「目標を達成した」と言えるかを考える
  3. 目標を書き直す

あとはそれを信じてやり抜くだけです!

他にも学べること

  • 行動計画のつくり方
  • 意志力の鍛え方

etc.

最後に著者の言葉を借りて終わりたいと思います。

成功とは「正しい選択」「正しい戦略」正しい行動」によってつかむものです。決して生まれつきのDNAで決まるものではありません。

あなたは今からでも変われます。あとは「今やるか、やらないか」でしかありません!

本書『やり抜く人の9つの習慣 』は一時、メンタリストのDaiGoさんが紹介して、入荷待ちの状態でしたが、今では比較的すぐに購入できるみたいです。