Wikipediaを書くのをやめた2つの理由

以前Wikipediaを初めて書いてみたという記事を書きました。
そこで改めてWikipediaを書く良いところと微妙だなと思うところを、書く側の視点から挙げていきたいと思います。

良い点

1. ネタになる

これはWikipediaを書いてみるといいとオススメされていたけんすうさんも言っていたことなんですが、やっぱり「Wikipediaの記事を書いたことがある」と言うと驚かれることもあるんですね。これは初対面の人でもネタになる!実際ぼくも「すごい」と何度も言われましたが、誰でも書けるのになぁと思っていました。
Wikipediaという誰もが知る巨大プラットフォームだからこそ、多くの人に見られ、話題も共有できるというまさに最高のコスパなわけです。

2. ライティングスキルが向上する

やはり多くの人の目に触れるということを意識すると、わかりやすい文章を書くように心がけます。自然と。
何か書くということにおいて、文章が上手くなくても、「読み手を意識する」ということは最も重要な点のひとつではないかなと思います。
これを続けることでライティングスキルの向上につながることは間違いありません。

3. 客観的な視点が養われる

例えば、Wikipediaでなにか本のタイトルを調べるとして、そこに「すごく面白くて、クライマックスが感動した」みたいな感想を見たことってないんじゃないでしょうか。つまりWikipediaは百科事典と同じで基本的には客観的な事実で構成されています。なので主観を意識的に省いて、自分の文章を客観視することで、自分や物事を俯瞰した視点が養われるというのも、Wikipediaを書く魅力的なポイントでしょう。

微妙な点

1. つまらない

これはあくまで個人的な感想ですが、Wikipediaの文章は書いていてつまらない。良い点の3つ目にも書きましたが、内容が客観的であることが求められます。つまり自分に考えや主観が入れ込めないのです。もちろんWikipediaの性質上そんな文句を言うのは論外だし、そういった客観的事実を書き並べることが得意で好きな人もいるでしょう。ただぼくはブログと比べて、書くのが結構つらかったです。←こういう感想も書けないのです。。。

2. 書いたものはあくまでみんなの共有財産

これは賛否あると思いますが、Wikipediaで書いた記事はもちろんWikipediaのものです。著作権うんぬんというよりは、匿名性が強いからこそ、自分が書く必要はあるのかなと思ってしまいます。もちろん、社会的に少しは役に立っているというやりがいはありますが、それなら自分でブログ書こうかなとなります。
今回このWikipediaの記事を書いたきっかけが、自分はまだ何者でもないのだから意見なんて言ってもしょうがない。それなら最初は人の役に立つ記事を書くのが良い、というけんすうさんの言葉でした。それはもちろん十分理解しているので自分のブログでできるだけ人の役に立つような記事を書いていきたいと思います(日記的になると、「お前の今日食べたランチなんて知らんし」ってなるので)。
つまり、長い目で見たら自分(ひいてはブログ)のブランディング、SEO効果などを考えたら、
自分のブログで記事を書いたほうがいい
というのがぼくの結論です。
Wikipediaのように書いたらすぐに何百人何千人が見にくるみたいなリーチ力はないですが、長期的な資産として自分のコンテンツを積み上げていくほうがぼくには向いていると思ったからです。
それでは!
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