【書評&要約】『書くのがしんどい』竹村俊助

『書くのがしんどい』竹村俊助

 『書くのがしんどい』竹村俊助

必読度: ★★★★☆
読みやすさ: ★★★★★
専門性: ★★☆☆☆
汎用性: ★★★★☆

*必読度(今読むべきか、今後も長く活かせるか)/読みやすさ(内容のわかりやすさ、読みやすさ)/専門性(ある分野での深い知識を扱っているか)/汎用性(さまざまな領域に応用可能か)

【本書の内容】

(本書「はじめに」より)
ぼくは編集者として10年以上、文章に関わるなかで「うまく書けないんですが、どうすればいいですか」?という著者の悩みに向き合ってきました。主にビジネス書を編集してきたので、著者となるのは経営者やビジネスパーソンであり、書くことを生業にする人たちではありません。そういう「書くプロ」ではない人がどうすれば書けるようになるのか? さらに最近は、自分自身で書く場面も増え、どうすればなるべくラクに書くことができるのかを模索してきました。そこで判明した「しんどい」の原因が「書くことがない」「伝わらない」「読まれない」「つまらない」「続かない」です。この5つのしんどいをひとつずつつぶしていくことで「書くのが楽しい! 」に行き着くことができるのです。

<本書の内容>
CHAPTER1 書くことがなくてしんどい――書く以前の「取材」と「思考法」
CHAPTER2 伝わらなくてしんどい――「わかりやすい文章」の基本
CHAPTER3 読まれなくてしんどい――文章を「たくさんの人に届ける」方法
CHAPTER4 つまらなくてしんどい――商品になる「おもしろい文章」はこうつくる
CHAPTER5 続かなくてしんどい――書くことを「習慣」にする方法
CHAPTER6 書けば人生は変わる――「しんどい」の先にある新たな自分

(Amazon.jp本書ページより引用)

売れっ子編集者による超実践的なノウハウ

『書くのがしんどい』は「文章を書く」ことに特化した内容でありながら、SNSやブログなどでの発信にも活かせる、誰にでも役立つノウハウが詰まっています。ツイッターやnoteなどの発信に長けている著者ならではの語り口で、あまり本を読まない人でも気軽に読むことができます。「書くコミュニケーション」のメリットが大きくなっているこの時代には、読んでおいて損はない一冊です。

著者は編集者の竹村俊助さんです。竹村さんといえば、『メモの魔力』や『実験思考』、『いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書』などのヒット作を手がけた売れっ子ライター/編集者です。中経出版や星海社、ダイヤモンド社などを経て、2019年には株式会社WORDSの代表取締役として独立しました。株式会社WORDSでは企業経営者の情報発信のサポートから、あらゆるメディアでのライティングや編集業務を担っています。

現役編集者・ライターとしての経験をもとに、文章のコツやノウハウをツイッターnoteでも定期的に発信しているのが印象的です。文章を書くことを仕事にしたい、個人的に発信していきたいという方はぜひ竹村さんのツイッターなどをフォローしておくことをおすすめします。

本書では「書くのがしんどい」原因を5つに分類し、それぞれの「書けない」悩みを克服できるような具体的なノウハウが提示されています。特別目新しいようなノウハウやスキルは多くないかもしれませんが、編集・ライターとして担当書籍を累計100万部以上売り上げる実績に基づく、検証済みの知識を学ぶことができます

ただいくらノウハウを詰め込んでも、やはり最後は「実際に書いて、みんなに読んでもらう」ことで腕を磨いていくしかありません。一度はうまく書けても、続けなければ力はついていかないのです。

スキーは教則本をいくら読んでも、スキーがうまくならないのと同じです。実際に滑って転んでみなければ、腕は上達していきません。

そんな言葉で「書く」ことを後押ししてくれるのが本書『書くのがしんどい』です。

本書から学べる最重要ポイントを個人的にまとめました。こちらも参考にどうぞ!↓↓

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『書くのがしんどい』竹村俊助