理解度はそのままに6倍速の速読法: ハイサイクルリーディング

理解度はそのままに6倍速の速読法: ハイサイクルリーディング
ただいま自分に最適の速読法を模索していて、今回は「1冊30分でしっかり理解できる速読法」に続き、
 
速読第二弾です!
 
速読を学ぼうと思ったきっかけの一つとして、先日読んだ落合陽一さんの著書『0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書』がきっかけになりました。
 
速読を身につけると、本を読みこむのには時間がかかるという先入観がなくなります。
 
この落合さんの言葉をきっかけに、ちょっと速読についてちょっと学んでみようかなと思い立ち、とりあえず速読に関する本を3冊チョイスしまして2冊目がこちら。
 
苫米地英人 『年収が10倍になる速読トレーニング』
 
実は本書、Kindle Unlimitedを利用している方は無料です。
 
速読にも目的がいくつかあるので、自分の目的によって最適な読み方を見つければ良いと思います。
 
それぞれの速読法によって一長一短あるので、、、
 
本書を選んだ理由はサーっと見てて、こんな経験を持つ筆者の説得力から本書に興味を持ちました。
 
筆者がイエール大学院やカーネギーメロン大学大学院などアメリカのそうそうたる学校を卒業するために、2年で2,000-3,000冊相当の本や論文を読まなくてはならなかったという経験に基づいた速読法が紹介されています。
 
1日換算30-50冊/日で、1冊15分で読んでも40冊に10時間かかるということになります。
 
信じられますか?
 
本書における読書の目的は情報収集や知識を得るということよりも、知的好奇心を満たすということに重きが置かれています。
 
目を速く動かすなどの従来の速読テクニックにはやや懐疑的で、読み飛ばさないというスタンスです。
 

速読のゴール

 
そしてここでの速読のゴールは以下2点です。
 
①理解度はそのまま(これまでの読み方と同じレベル)
②6倍速の読書スピード
 

原則

知識量がなにより大切です

これが本書の速読の大原則です。

少しテクニックを身につければどんな本でも○○分で読めます、というのは幻想で、

知識量こそが速読には必要という現実をまずは明確に受け入れましょう。

がっかりしましたか?

しかし内容をしっかり理解した速読がしたいという人には腑に落ちて安心できる主張ではないでしょうか。

 
また速読には
 
①内容を素早く理解する
②読まなくてもいい本を見つける
 
という2種類の目的があって、今回は①の速読法(素早く理解する速読)について紹介していきます。
 

速読のやり方

 
ではまずは普通の速度で大量に本を読んで知識を得ないといけないのでは?
 
と思うかもしれませんが、しっかり今からでも始められる速読法が紹介されているのでご安心を。
 
苫米地式速読法とはズバリ、「ハイサイクルリーディング」です。
 
つまり何度も読むことが必要になってきます。前述した宇都出雅巳さん方式に似ているタイプですね。
 
知識が十分にない中で速読するにはゲシュタルトを構築することが欠かせないと言います。
 
ゲシュタルトを構築するというのは、個々の情報の断片を統合して「意味ある全体像」を紡ぎ出すということですが、読書でいうと一文一文(個々の情報の断片)を読み進めて、「あ〜こういうことね」と理解するのがゲシュタルト構築の基本です。
 
しかし1度読んだだけでは完全にゲシュタルトを構築できているとは言えないと筆者は言います。
 
よって何度も読むことでゲシュタルトを構築し、素早くかつ深く読むことが可能になるのです。
 
では具体的な速読法を紹介していきましょう。
 
すぐに実践できて、かつコアな速読法3つに焦点を当てていきたいと思います。
 
現在の読書スピードを半分に縮めるためなら「速く読もう」と意識することである程度はスピードアップすることが可能だと言います。
 
しかし本書のゴールは6倍速ですからそれ以上となると別の方法が必要です。
 

ハイサイクルリーディング1

 
その一つ目が「先読み」です。
 
1秒でも前に内容を知っていれば、ゲシュタルトを構築しているような状態になり速読が可能となる、という大胆な発想です。
 
そんなことが可能でしょうか?
 
可能なのです。
 
それはつまり、文を読むと同時に2行目も意識するということです。
 
「どゆこと?」ってなる方もいるかもしれませんが、僕も最初は意味がよくわかりませんでした。
 
隣の行も見る、ということです。
 
普段も自然と無意識に隣の行も目に入ってますが、人の脳は他の情報は捨てるにようになっています。
 
そこを意識して隣の行も目に入れるのです。
 
ここでのポイントは「読んではいけない」ということです。本行はおろそかになっては元も子もないからです。
 
個人的には考えたこともない速読法で、たしかに最初は難しいかなと思いましたが、なんだか行から行への移動がスムーズになり理解速度も早まった感覚です。
 
まだ完璧にマスターしたわけではありませんが、慣れてくれば3-4行一気に意識することも可能だと言います。
 

ハイサイクルリーディング2

 
二つ目は、クロックサイクル(人間の生体時計)を加速させるという方法です。
 
どういうことか。
 
理解力・判断力・行動力・そして動きそのものを加速させることが速読につながります。
 
これには日常生活からトレーニングが必要で、
 
朝食を食べるにしても歯を磨くにしても、歩くときでさえスピードを速める意識を持ちます。
 
もちろん読書でもトレーニングが必要です。
 
ブツブツを高速でつぶやいて、「もっと速くもっと速く」と自分の中で音読スピードを加速させていきます。
 
ここでのポイントは「しっかり意味を理解すること」です。
 
言葉を読み上げた瞬間、その意味が脳内でイメージできるようになればそれはそのまま速読力につながります。
 
またニュースに反論することで思考の加速トレーニングにもなります。
 
ポイントはニュースを聞いていると同時に疑問を提示するのです。
 
「地球温暖化で南極の氷が溶けてホッキョクグマが溺れた」というニュースがあったとすると、
 
-地球はそもそも温暖化に向かっているのか?
-地球温暖化と氷が溶ける現象は直接関連してるのだろうか?
 
などと初めは5個の疑問提示を目標にしましょう。
 
もちろんその疑問について自ら考えることも思考力につながるでしょう。
 

ハイサイクルリーディング3

 
著者の人格になりきってしまう、というのが三つ目の速読法です。
 
これ、結構難易度低い割には効果的なんです。
 
著者の人格になりきればイメージする力がより高められ、本にのめりこめるため読書スピードも上がっていきます。
 
本の内容を批判的に「何言ってんだよ」と読むよりは格段に読書スピードは異なるはずです。
 
3回目には著者になりきれるのが実感できるでしょう。
 
以上の3点が苫米地式速読法「ハイサイクルリーディング」の実践方法です。
 
ぜひ試してみてください。
 
とりあえず3回読んでみることをおすすめします。
 
読書は1回読むだけという考えを改めるところが速読のスタートになります。
 
また上記の速読を実践する前に現在のあなたの読書スピードも把握しておきましょう。
 
一般的に250ページほどの本を3-4時間で読めれば早いほうだと筆者は言っていますが、
 
これを6倍速にすると30-40分で1冊くらいですので、最初は30-60分くらいを目標にするのがいいかもしれません。
 
▽ここでは割愛しましたが、本書では速読のより詳しい説明や読書をどう生かすかということまで紹介されているのでぜひ!▽
 

 
ハイサイクルリーディング身につけて速読の世界に足を踏み入れましょう!
 
 
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